ドリッパーは好みと用途で選ぶ
ドリッパーには様々な種類があります。
一般的で扱いやすいペーパードリップだけでも、台形、三角錐、一つ穴、3つ穴、らせん状の溝やまっすぐの溝、多様多種です。
どういうコーヒーをどういうシチュエーションで淹れることが多いかを想像すると、選びやすくなります。
私の愛用は【ハリオのV60シリーズ】
ドリッパーの形は三角錐で、その角度が60度である事からV60シリーズと言っています。大きな一つの穴が特徴です。
このドリッパーの特徴は、調整がしやすいというところ。特にお店をやっていた時は、いろんなお客さんの好みに合わせてコーヒーを落としていたので、非常に使いやすかったです。
あっさりしたコーヒーを淹れたければ、早めに注ぎ終わるように。しっかりしたコーヒーを淹れたければ、ゆっくり丁寧に。一つのドリッパーでどちらも対応できます。
しかし、逆に言えば、技術が無ければ同じ味を出しにくいという事でもあります。
「毎回、同じ味にならない」という相談もよく受けます。個人的には、自分で楽しむ分には神経質に同じ味を追求しなくてもいいのではないかと思います。
「今日は、こう落としたからこういう味なのか」というのを知っていくことも、自分で淹れる楽しみの一つ。
お店としてお客さんに提供するなら、同じように淹れれるように。そして、その上で調整できると一番いいのではないかと思います。
また、自宅でも「ゆっくり時間をとってコーヒーをいれる人」と「毎朝淹れるけど、そんなに時間に余裕がない」という人でも選び方は変わります。
V60はどちらにも対応できるので、個人的には大好きなドリッパーです。
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