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ハトのおじちゃんと、おこりんぼさん

駅前に、3年半。車の中から、ひたすら座って外を眺めている。

そうすると、いろんな人がいることに気付く。

その1人が、ハトのおじちゃん。

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ハトのおじちゃんは、いつもハトにエサをあげている。自分のお金でピーナツを買って、いつも持っている。ハトが近くに来ると、優しく撒く。

(一応、ハトにエサをあげるのは、糞害や繁栄しすぎで生態系を壊す危険があるため、「良い」とはされていない)

ハトは、おじちゃんのことをよく知っている。その人が来ると、一斉にその人の近くに飛んでいく。

「ハトにエサをあげないで下さい!」そう怒られながらも、こっそりあげている。

ある日、ハトにエサをあげる理由を聞いてみた。そしたら「人間が自然を壊してしまって、エサがなくて可哀想だから、ハトにエサをあげている。」と言っていた。

おじちゃんの行為は、「良い」「悪い」で言うと「良い」ではないのかもしれないけど、そこはひとまず置いておく。

そして《なぜ、この人はハトにエサをあげるようになったのか》を考えてみる。

きっと、なにか理由があるはず。

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もう一人、印象に残っているのが、いつも怒っているおこりんぼさん。

おこりんぼさんは、9割9分、怒っている。

そして、行政や民間企業、通行人に向けて怒りのメッセ−ジを放っている。

それはそれは、すごいパワーである。

おこりんぼさんは、「怒り」を見つけるがとても上手。
普通は、「なにか怒れちゃうような出来事があって、怒る」というのが一般的のように思えるが、「いつも怒りを探している」と言ったほうが近いような気もする。

こういった人は、クレーマーと呼ばれることもある。

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この2人。

表現しかたは違うけど、根本は同じなのかもしれないな、、、観察しながらそんなことを考えていた。

きっと、寂しさや「何か」を関わっていたいという気持ち、が根本にあると思う。それを表現するのが苦手で、自分に出来る精一杯の方法で社会とつながろうとしている。

そう思うと、ハトのおじちゃんも、おこりんぼさんも、そんなに悪い人じゃない。

俗に言うクレーマーさんは、多くのものを受け取ろうとしてお店に苦情を言う人もいる。でも、自分に得がないのに、怒りを爆発させている人もいる。

たいてい、普通のお店などからは出入り禁止扱いになってしまうため、その矛先は公共の場所へ向かう。

「クレーム」という目的があれば、一応公務員は耳を傾けなければいけないことになっているから、話をきいてもらえるからだ。

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些細な事だったとしても「話すこと」「聞いてもらうこと」は、人の心に余裕を与えるのではないかと思う。

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私は横浜にいる時、仕事もプライベートもぐちゃぐちゃになってしまって、身体に異変を感じたことがある。おそらく、自分の許容範囲以上のストレスを感じ続けると、自分では(大丈夫)と思っても、身体に変化があらわれる。

私の場合は、頭が毎日重くて脳が萎縮しているような感じがした。本気で脳に異常があるんじゃないかと思って、脳外科に行ってみた。でも全くの異常なし。

他には、毎日眠気がとまらなく、続けて15分運転することが出来なくなった。信号でも寝てしまいそうになるため、眠眠打破とレッドブルを通勤だけで何本も飲用。10分進んでは仮眠を繰り返す始末。(もちろん夜は寝ている)

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そんなとき、とにかく《自分と無関係な人》に自分の状況を判断してほしくて、カウンセリングに行ってみた。

そして、自分の今の状況やストレスに感じていることをすべて話した。

聞いてもらったらすごくスッキリして、自分の中の整理が出来て、そこから抜け出すためのキッカケを作ることが出来た。

一度しか会わなかったけど、その時聞いてくれたカウンセラーさんにはとても感謝している。

精神科にも行ってみたら、《うつ》まではいかないにしても《うつ状態》であるという診断結果だった。

今は考えられないけど、この《うつ状態》のときは「どうやってこの世界から消えようか」「どうしたら親を悲しませずに死ねるか」を毎日考えていた。(周りに迷惑をかけずに、と考える辺りがまだ正常な部分が残っていたと言える)

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その後、思い切ってすべての環境をリセットした。すると体調も戻り、びっくりするほど何でも前向きに考えられるようになった。

この時、ここまで追い込まれる前に「誰かに話すこと」をしたら良かったのかもしれない。今になればそう思う。

「聞いてもらうこと」で、きっと救われる人はたくさんいる。

日常的な些細な会話でも、ちょっとした悩みでも、ただの挨拶だったとしても。《誰かとつながっていること》で感じられる安心感は計り知れない。

cafebusnonでも、そんなことを念頭に置いて営業をしていた。

この先は、また別の形でそれを実践していきたいと思っている。そのための自分会議がまだまだ必要ではあるけれど。

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SNSの普及からも分かる通り、人は誰かと関わっていきたいという本能を持っているのではないかと思う。

大切なことに気付けた。自分自身に起きた出来事は、どんなことであれ財産だと思う。

この時のことがあったからこそ、今の私がいる。この一件に、今は感謝しか無い。

ハトおじちゃんと、おこりんぼさんには、そんなことを思い出させてもらった。

今度あったら「ありがとう」を伝えてみよう。

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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

2017年04月25日 | Posted in NONのこと, ブログ, 生きるシアワセ1 Comment » 

 

傷つくからこそ。恋愛の醍醐味

朝起きると、ウグイスが鳴いている。

鳥の声から感じる「春」

そんなのも、田舎の山で暮らす特権だ。

この、ウグイスの鳴き声。「ホーホケキョ」と鳴くことで有名だが、春先は鳴き方が下手っぴなウグイスがたまにいる。

「ホケキョ」「ホーケキョ」「ホッ!ケキョ」惜しい!と言ってあげたいような鳴き声のウグイス。

春先、オスは鳴き方を練習しているのだそうだ。メスにかっこいいと思ってもらうために。子孫を繁栄するために。

周りに笑われても、下手くそだと言われても、一生懸命、鳴き声の練習をしている。

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「傷つくのが怖いから、恋が出来ない」

昨日、そんな話を若い女の子としていた。そうか、なるほど。恋愛離れが進んでいるのには、こんな事情もあったのか。

恋愛の醍醐味は傷つくことにあるというのに。

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切ない、苦しい、心臓が締め付けられる。命や生死に関わるわけではないのに、そんな貴重な体験を出来るのは、恋愛の最大の素敵な所だ。

そもそも、傷つくリスクのない恋愛なんて楽しいのだろうか。

伝わるか、伝わらないかわからないからこそ、楽しい。

先のことは、分からない。だからこそ、いいんじゃないかな。

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《ずっと一緒にはいられないから、今はずっと一緒にいよう。》

これは有名なグリコのキャッチコピー。

親子をテーマに書いているけど、切ない恋として読んでみるのも、また良い。

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どんどん、傷ついたらいい。

その分、きっと誰かの傷を癒やすことが出来る。

どんどん、泣いたらいい。

その分、きっと涙の意味を知ることが出来る。

ふさぎ込む日があってもいい。

必ず立ち直れるということを、きっとこの先、誰かに伝えることが出来る。

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傷つくのは、怖いことではない。

今までより、ひとつ優しくなれる。今までより、ひとつ強くなれる。

それだけのこと。

ウグイスは、今日も誰かになにかを伝えるために、一生懸命鳴いている。

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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

2017年04月20日 | Posted in ブログ, 生きるシアワセ5 Comments » 

 

GWの予定です。

もう、気が付けば4月も後半。

GWの予定です。

 

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4月29日(土)・30日(日)

とよたガーデニングフェスタ
エコフルタウン会場
〒471-0024
愛知県豊田市元城町3-11
10時〜16時

http://toyota-hana-midori.net/gardeningfesta.html
http://toyota-ecofultown.com/

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5月3日(水)・4日(木)

メ〜テレ・八事ハウジング
〒466-0825
名古屋市昭和区八事本町16
10時〜16時

https://www.nagoyatv.com/yagoto/

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5月5日(金)・6日(土)

安城産業文化公園 デンパーク
〒446-0046
愛知県安城市赤松町梶1
9時半〜18時

http://www.denpark.jp/

GW、デンパークにはたくさんの移動販売車が集まります。
※デンパークは入場の際、大人600円・小中学生300円の入場料がかかります。

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いろんな方から、お祝いの言葉と体調を心配するお言葉をいただきました。

つわりなどはほとんど無かったので、ここまで順調に仕事が出来ました。

しいて言えば、眠気が増したことくらいでしょうか。12時間寝てもまだまだ眠れるというすごい睡眠欲です。

 

いつもの場所、豊田市駅の営業日は残り22日となります。

より、日々を大切に過ごしたいなと思っております。

終わってしまうから…と、遠くから足を運んでいただいたり、お手紙をいただいたり、ご連絡をいただいたり、本当に受け取ってばかりです。

今日まで続けてこられたのは、いつも足を運んでもらった方、遠くから応援していただいた方、色んな人におすすめしてしていただいた方、いつも見守ってくれた方、本当にたくさんの方々のおかげです。

私に出来ることは、目の前の人を思って丁寧にコーヒーを淹れることだけです。今まで以上に感謝の気持ちを込めてお渡しできたらいいなと思っております。

あと1ヶ月と少し、楽しみます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

2017年04月17日 | Posted in NONのこと, ブログ5 Comments » 

 

過去と現在の関係【トラウマ】

過去から、現在へと時間は流れる。そして、現在から未来へ。

そう思うと、過去の出来事が現在の自分をつくっているような感覚になる。

「過去にこんなことがあったから、今の私はこうなった。」

・・・でも、それは違う。
現在の自分をつくっているモノは、現在の自分が選択しているコトだ。

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それまでは、トラウマという言葉に対して疑問を持たなかったが、アドラーの本を読んでいくうちに新しい考え方を知った。

たとえば、昔いじめられた経験がある2人の人がいたとする。

Aさんは「昔いじめられていたから、人が怖くなり信用できなくなった」と言った。

Bさんは「昔いじめられていたから、いじめを世界から無くしたい」と言って、いじめを無くす運動を始めた。

Aさんは、いじめにあったせいで、コミュニケーションが苦手になってしまったと嘆いている。

Bさんは、いじめにあったからこそ、人の気持がわかるようになったと感謝している。

どちらも、【いじめにあった】という同じ過去である。

つまり、過去の出来事が現在をつくっている訳ではない。現在をつくっているのは、過去への意味付け(自分の意識)である。

どっちを選んでもいいとしたら。
あなたなら、どっちの現在を選びますか?

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トラウマを脱却するために、過去を肯定するためには、まず現在の自分を肯定しなければならない。

現在の自分を受け入れられて、初めて過去を肯定できる。

今の自分を認めることが、トラウマから抜け出す1番の方法である。

過去の事実を変えることは出来ないけれど、過去の意味付けを変えることは、今すぐ出来る。

過去の意味付けを変えれば、過去のもつ意味は180度変わる。

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《〇〇だからこそ》この言葉を一言付け加えるだけで、ずいぶんと生きやすくなることは間違いない。

私だからこそ、出来ることがある。
あなただからこそ、こんなことも出来る。

失敗してしまったからこそ、年を重ねたからこそ、女性だからこそ、ママだからこそ、未経験だからこそ、いじめられてきたからこそ、貧しかったからこそ、一人っ子だったからこそ…

だからこそ、出来ることを。

そう思うと、いろんなことがあった過去も、すべて愛おしく思える。

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過去があなたを縛っているのではない。あなたを縛っているのは、現在のあなたです。

それを解けるのは、現在のあなただけです。

2017年04月13日 | Posted in ブログ, 生きるシアワセ6 Comments » 

 

『もったいない』に対して思うこと

「もったいない」

…私の嫌いな言葉。

エコであるとか、まだ使えるとか、いつかの為にとっておく、とか。残さずに食べなきゃいけないとか。良いとされていることの意味でもたくさん使われている。

【悪い言葉】であるとは思わない。

でも、私はこのもったいないという言葉がどうしても好きじゃない。

『物質』という目で見えるものに重きを置くあまり、『その他の目に見えないもの』をないがしろにしている感じがする。

目に見えないとは、たとえば空間。

もったいないと言い、ものを取って置きすぎることは『物が無いすっきりとした空間』という価値を見落としている。

もったいないと言い、お腹がいっぱいなのに残さず食べさせることは『もう必要ない』という心の声を無視して、苦痛を伴う。食べ物を粗末にしてもいいという意味ではなく、冷蔵庫に入れるなりして次の日に食べればいい。無理して口に詰め込んだところで、食べものがない国の子に食べ物が届くわけでもないし、誰も得しない。

そもそも、食べる側が悪いというよりは、作りすぎてしまったり、買いすぎてしまったりしているのではないか、という問題を見直したほうがいいと思う。

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先日、『仕事を辞める』ということに対して『もったいない』と言ってくれた方がいた。

それは、もしかしたら、嬉しい言葉の意味で言ってくれたのかもしれない。
ここまでやってきたのに、もったいない。お客さんもたくさん来てくれるようになったのに、もったいない。

ある意味、褒めてくれているのかもしれない。

でも、私は移動カフェを辞めることに対して『もったいない』とは少しも思わない。

それはなぜなら、移動カフェを辞めたからと言って、ここまでやってきたことが無駄になるとはこれっぽっちも思わないからだ。

仕事から得たものを、物質的に考えたら、もったいないと思うのかもしれない。でも、仕事をして得たものは目には見えないけど自分の中に確実に存在している。

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この仕事を通じて、私は新たな社会の問題に気が付いた。

多くの人が、深刻だとは思っていない問題かもしれない。

でも、私の中では大きな問題ではないかと感じている。

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なので、5月末で仕事を辞め、子どもが産まれるまでの約5ヶ月、勉強をする期間ということにした。

出産後は、なかなかまとまった勉強はしづらいと思うから、すこし出産前の時間を長めに取る。

これが、早めに辞める理由。

そして、移動販売をきっぱりと辞める理由。

この移動販売を通して、得たもの・感じたもの・気付いたものを次のステージに活かす。それが仕事になるのかならないのか、今のところは分からないけど、やってみたいからやってみる。

それだけ。

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もったいない。

それは、今までのキャリアや学歴を大切にする言葉かもしれない。

もったいない。

それは同時に、新たな発想や可能性を失う言葉かもしれない。

『小さなもったいない』に囚われることは、結果的に『もったいない人生』という大きな代償を払うことになるのかもしれない。

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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

 

初めての、デカフェコーヒー

妊娠が発覚してから、それまで習慣だったお酒とコーヒーを避けるようになりました。

ビールは、今までと違って(なんとなく美味しくない…)と感じていたので、わりとすんなり我慢しています。

(あ、でも旅行中に隣で美味しそうに飲まれるのには、実はイラッとしていました。笑)

コーヒーは、前からそんなに大量に飲むわけでは無かったのですが、それでもやっぱり控えるよになりました。

旦那さんのを淹れた時にひと口もらったり、カフェに行ったときはデカフェを注文したり、デカフェの豆を頂いてお家で淹れたりしています。

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それまで、お店で「デカフェは置いてますか?」と言われるたびに、思っていました。

(デカフェを飲むくらいなら、コーヒー飲まなかったらいいのに。カフェインあってこそのコーヒーだ!)

でも、いざ自分がその立場になって、ようやくデカフェのコーヒーの必要性が分かりました。

どうしても、コーヒー飲みたい!でも、なるべくカフェインは避けたい…

人間とは勝手なもので、自分が当事者にならないとわからないことってたくさんあります。

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で、お家で飲んだり、カフェに行って飲んだりするのですが…どうしても、デカフェのコーヒーが美味しいと思えないのです。

コーヒーからカフェインを抜いてしまっているから、仕方のないことなのもしれないけど、圧倒的に【何かが足りない感】がすごくしてしまう。

もしかしたら、美味しいデカフェの豆に出会っていないだけかもしれないし、世の中には美味しいデカフェコーヒーもあるのかもしれない。

もし、あるとしたら、早急に出会いたいです。

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なので、しばらくの間は、香りだけくんくんして楽しんでいます。

お客さんのコーヒーを落としながら、くんくんしていたら、それが私のコーヒータイムだと思って、お許し下さいm(_ _)m

そう思うと、コーヒー屋をやっていて、本当に良かったと思います。

1日に100回くらい挽きたての香りが嗅げるし、1日中コーヒーに触れていらてる♡

あ〜〜〜〜コーヒー屋で良かった♡

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PS.フロランタン、ごちそうさまでした♡
私がフロランタン好きだと知っていたのかと思いびっくりしました。とっても美味しく頂きました。そして、お手紙を読んで幸せになりました。コーヒー屋さんに悪い人はいない、と勝手に思っています♡COFFEEの彼と、うまくいきますよう、心から願っています。
ありがとうございました(๑´ڡ`๑)

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美味しいデカフェコーヒー情報、ありましたらぜひ教えて下さい♪

豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

2017年04月04日 | Posted in NONのこと, ブログ4 Comments » 

 

【寿退車】NONを支えていただいた、すべての方へ

突然ではありますが、5月いっぱいでcafebusnonの営業を終えることにしました。


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早くお知らせしなくては…と思いながらも、時期が来るまでは我慢我慢…という、もどかしい期間を終えてホッとしています。

こうしてお知らせできることを嬉しく思います。

実は、この度、お腹の中に新しい命を授かりました。

そろそろ安定期に入ります。産まれる予定は10月です。

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この仕事を始めて、理想の将来の自分のカタチについて考えるようになりました。

1つめは、このままずっと、続けていくこと。
お客さんや、周りの環境の変化を楽しむこと。生まれたばかりだった子が幼稚園に行くようになり、高校生だった子が社会人になり、そんな過程を一緒に見守ること。

「のんちゃん」と呼んでもらっていたのが、「コーヒー屋のおばちゃん」になり、「コーヒー屋のおばあちゃん」と呼んでもらえるまで続けること。

2つめは、どこかのタイミングで子どもを生み、育てること。親になること。
実は、子育てには昔から興味をいだいていました。人間が、0から成長する過程を1番間近でみれる喜びは、想像しただけでわくわくします。

親が子に与える言葉の影響や、ひとりひとりの子どもが持っている特徴、そんなものを感じてみたいなと密かに企んでいました。

育児。すごく大変だとは思うけど、どうしても、してみたいことの一つでした。

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でも、この2つは、自分の中では両立しない。そのことも、よく分かっていました。

もちろん、出店スタイルを変えたり、イベントのみの稼働にすれば続けられるかもしれません。でも、それは私のやりた移動カフェではない。あくまでも、【みんなの、いつもの朝を見送る人】でいたいという思いは、始めると決めた時から、変わることはありません。

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そして同時に《少なくとも4年間以上、移動販売車をを寝かしておくのであれば、必要としている人に使ってもらいたい》という気持ちが大きくなりました。

資産を売却して(少ないながらも)現金化するという目的であれば、車や機械を売ればいい話。

でも、私がしたいのは、そうではない。

辞めるからこそ、出来ること。【次の世代に伝えていくこと】のほうが大切だと気付くことも出来ました。

それが移動販売業界やお世話になった人に対して、私が出来る最後のお礼かなと思っています。

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そんなわけで、cafebusnonは5月いっぱいで終えることにしました。

NON号は、新しい彼女の元へ旅立ちます。

(新しい彼女については、また改めて書きます。お楽しみに♪)

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豊田に出店させていただいて、3年半。本当にあっという間でした。

誰も知り合いがいなかった、3年半前。

今は、たくさんのお客さんや知り合い、近くに暮らす方々、大好きな人、尊敬する人、これからもつながっていきたい人、たくさんの大切な人が出来ました。

【苦しかったけど、やってよかった】とか、【がむしゃらに頑張った】とか、そういった感想があると盛り上がるのですが、私の移動販売の感想は、一言だけ。

『あ~~~~楽しかった!』

雨の日も、雪の日も、台風の日も、猛暑の日も、お客さんが全然来なくても、忙しくて倒れそうになっても、それでもやっぱり『楽しかった!』

その一言に尽きます。

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誰かの、居場所になれたらいいな。そう思って始めた移動カフェ。

そう思っていたけど、実はいつも居場所を作ってもらっていたのは私の方でした。

ここに来たら、たくさんの大好きな人に会える。ここが私の居場所だなと思える。誰かのために、何かが出来るという事を感じられる。

いつのまにか、そんな環境を作ってもらっていたのは、私の方でした。

いくらお礼を言っても、足りないです。本当に、ありがとうございました。

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バリスタという仕事、移動カフェを仕事にしようと決めてから、たくさんのことを学びました。その中でも、これだけは絶対に伝えたいという事があります。

それは『やってみたいと思うことは、絶対にやってみたほうがいい!』という事。

年齢も、タイミングも、状況もいろいろあるかもしれない。

でも、これからの一生の人生の中で、一番若いのは、『今日』

私もこのタイミングになってやっと、「若い時にやりたい事はしておいたほうがいい」という言葉の意味がわかりました。

『本当にやりやい事』であるならば、必ず、やったほうがいい。

『本当にやりたい事』であるならば、目をそむけないほうがいい。

『本当にやりたい事』であるならば、それを出来る日で1番若い日は、今日。

『本当にやりたい事』であるならば、失敗しても必ず『やってよかった』になる。

でも、『本当に』やりたい事、でなければ…誰かの意図や意志、世間体や格好だけで始めるのであれば、これらはすべて逆のアドバイスになるのかもしれない。

本当に、やりたいのか?それを知るのは、自分の心の中を信じないと分からない。他人は、教えてくれない。アドバイスを頼んでも、『誰か』は『自分』ではない。

自分の道は、自分でしか開けない。

自分を信じないと、始まらない。

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そして、移動販売という仕事をしてみて、私が得た1番大きなもの。

それは、『何が起こっても、良い方に捉える思考能力』。(能天気力ともいう)

雨が降ってしまった→今日はのんびりしているから、いつもよりゆっくり接客出来る。たくさんお客さんのことを知れるかもしれない♪

現場についたらイベントが中止になってしまった→時間のプレゼントをもらった!映画見てかーえろ♪

暑い!寒い!→季節感のある仕事だな〜♪

変なお客さんが来た→世の中には、面白い人がいるんだなー♪ちょっと観察してみよう♪

天候や、気温、いたることに左右される超絶不安定な仕事。

それを安定的に保つには、自分の精神状態を柔軟にしておくことがとても大切。

いちいち雨が降った、雪が降ったという事に心を左右されていたら、嫌になってしまう。

だから、自分の良いように解釈する力が自然に備わった。

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これは、これから生きていく上で1番の財産になるはず。そう、確信しています。

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前回のブログを書いていて気付きました。

(なんで、こんなに毎日楽しかったのだろう?幸せだったのだろう?)

それは、私が毎日、大切なお客さんたちにコーヒーを淹れさせてもらっていたからなのかもしれない。

※抜粋
大切な人にコーヒーを淹れている時間は、自分にとっても貴重な時間。その、数分。相手を想う時間は、穏やかで幸せな時間。

大切な人に、コーヒを

だから、きっと、こんなにも幸せだったんだ。。。

そう気付くことが出来ました。

みなさんのおかげで、私は毎日、本当に幸せでした。ありがとうございました。

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まだ、5月末まで2ヶ月ほど営業しておりますので、もうしばらくよろしくお願い致します。

豊田市駅の移動カフェcafebusnon 増田希 改め、中島希 でした。

 

大切な人に、コーヒーを。

少し前、お客さんから嬉しいお話を聞きました。

3年くらい前から来てくれているかわいい女の子。
「結婚することになったので、6月で寿退社します♡」とのこと。なかなか会えなくなってしまうのはさみしいけど、とっても嬉しいお話でした。

そして、その旦那さんになる方が、コーヒーが好きだそうで。

「彼のために、お家で淹れようかな?」と言っていたので、大賛成しました。

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コーヒー。
美味しいお店はたくさんありますし、いまは機械でもいろんなタイプや高性能なものが出ていて身近なモノになりました。

コンビ二でも買えるし、素敵なカフェや喫茶店もたくさんあります。

でも、どんなに高級店で飲むより、幸せなコーヒーがひとつだけあります。

それは、愛する人が淹れてくれたコーヒーではないのかと思うのです。

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技術的なことで言えば…
コーヒーの落とし方などを書いてあるサイトはたくさんあります。

家で入れる際、その一つ一つを大切なことと捉えて、忠実に落とせばすぐに美味しく淹れれるようになります。

家で淹れる時、最初は「だいたい」で淹れず、

豆の量が少なくないか。
挽きたての豆を使っているか。
新鮮な豆を使っているか。
お湯の温度は高すぎないか。

ペーパードリップであれば、
細く注げるケトルは使っているか。
丁寧に注いでいるか。
最後まで落としきってしまっていないか。

などなど…
こういう注意書きはいたるサイトに書いてあるし、コーヒーの本にも書いてあります。

その、一つずつを意味のあることと捉え、そのように淹れればすぐに美味しく淹れられます。

そして、豆の量を増やすとどうなるのか、落とす温度を変えるとどうなるのか、さらっと落とすのとゆっくり落とすのはどう違うのか、など理由を知れば好みのコーヒーを淹れることも可能です。

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こうした技術は、もちろんとっても大切なんです。

でも、大切な人が淹れてくれたコーヒーはやっぱり美味しいです。

そして、大切な人にコーヒーを淹れている時間は、自分にとっても貴重な時間。

その、数分。相手を想う時間は、穏やかで幸せな時間。

旦那様や奥様、彼氏彼女だけでなく、家族にだっていい。

お友達にだっていい。

そう。
【大切な自分に】だっていいんです。

大切な自分に、1杯のコーヒーを淹れる。それだって、とっても素敵じゃないですか♪

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私も、旦那さんや家族がいれてくれたコーヒーは格別に美味しいです。

数分でも、同じ時間を過ごすというのはいいものです。

お家でコーヒー。ぜひ♡

この本は、難しい言葉でなく、かわいいイラストを交えて分かりやすく書いてあるので、初めてコーヒーをお家で淹れる方におすすめです。
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

2017年03月28日 | Posted in ブログ, 生きるシアワセ6 Comments » 

 

恩贈りとは、お世話になった方への最大の恩返し

恩送りという言葉をご存知でしょうか。

恩返し、ではなく、恩送り。

恩返しが【親切を受けた相手にその恩を返す】という意味であるのに対し、恩送りは【誰かから受けた恩を別の人に送ること】

その恩を受けた人が、また別の誰かに親切にする。世の中に、ぐるぐるとプラスの循環をさせること。それを、恩送りという。

少し前に書いたブログの、優しさとは、社会を豊かにする資源だと思うという記事にも関連しています。

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私が、この事を教えてもらったのは、4年ほど前。

移動販売を始めたばっかりで、まだ右も左もわからない時。たくさんのことを教えてくれた、移動販売の先輩がいました。

その人は、まるで自分のことのようにcafebusnonの事を考えてくれて、たくさんのことを学ばせてくれました。なんでここまでしてくれるんだろう?そう思って、ある日、本人に聞きました。

「なんで、こんなに親切にしてくれるんですか?」

その質問の答えが、この【恩送り】という考え方でした。(送りという文字は、正しくは送りですが、あえてここからは贈りとさせて下さい。)

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「自分も、かつていろんな人から恩を受けてきた。

その恩を、今となっては直接本人へ返すことは出来ないけど、こうして後世に伝えていくことが自分にとっての恩返し。

だから、君も、いつか誰かに伝えられるようになった時には、俺に何かを返すんじゃなくて、またその後世に伝えていってくれたらそれでいい。」

そんな話をしてくれました。

この言葉がずっと胸の奥に刺さっていました。

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日本には昔からこういう文化があったそうです。

イタリアのカフェにも、実はそういう文化があります。

自分のコーヒー代に上乗せして、もう1杯分のコーヒー代金も払っていく。お店は、先に受け取った1杯分のコーヒーを、貧困の人や困っている人が来た時にプレゼントする、という仕組みです。

とても素敵な仕組みです。

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私は、この仕事を始めてから、今まで本当にたくさんの人に可愛がってもらい、お世話になってきました。

いや、もしかしたら。

始める前から、生まれた時から。たくさんの方のご厚意を受け取ってきました。その恩は、もう直接それぞれの人に返すことは出来ないかもしれません。

ここから私に出来ることは【これから、の人】の背中を押すこと。そして、自分が得たものを出し惜しみなく伝えていくこと。プラスの循環の小さな1つのきっかけになること。誰かの希望になること。

それが私の使命です。

やっと、、やっと。返せるときがくるかもしれない。私にとっての恩返し。

この【恩贈り】を教えてくれた方へ、最大のリスペクトを込めて。

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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

2017年03月20日 | Posted in ブログ, 生きるシアワセ, 移動販売のコト2 Comments » 

 

卒業とは、駅のホームに立つこと

そうか、もうそんな時期か…。

さまざまなSNSから流れてくるニュースを見て気付く。もう、最終学年の学生さんは卒業する時期だ。

望んでいようが、望んでいなかろうが、何かを卒業しなければいけないときは、必ず来る。

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卒業、という言葉を考えていたら、駅のホームに立っている姿が頭に浮かんだ。

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今まで乗ってきた電車を降り、改札を出る。

自分から降りたのか、終点だったのかはわからないけど、とにかくそれまで乗っていた電車はもう行ってしまったのだ。

次は、どこに行こう。

まずは切符を買うという行動をしなければならない。

行き先は、必ず明確でなくてはならないわけではない。もちろん、明確であるのにこしたことはないけれど。

〇〇方面、というレールに乗れば、そっちの方へ行くことが出来る。

君は、海が見たいの?山に登りたいの?空港に行きたいの?

それがわかれば、あとは切符を買って、その電車に乗るだけだ。

そして、実は、駅から歩いて行くという方法もあればタクシーにのるという方法もある。破天荒は方法でいえば、ヒッチハイクという方法もあるかもしれない。

間違えてしまったら、戻ればいい。

どうやって行ったらいいのか分からなかったら、駅員さんに聞いてもいい。ただし「どこに行ったらいいですか?」では、駅員さんも答えられない。

「それで、君は、どこに行きたいの?」

それこそが、1番大切なのである。

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大人になったら、卒業のタイミングはだいたい自分で決められる。けど、1度だけ自分で決められなかった卒業がある。

中目黒の小さな小さなカフェでバイトしていた時、店長さんが申し訳なさそうに教えてくれた「今月で、お店を閉めるんだ」という卒業の言葉。

その時は「嫌です!」と言って、涙を抑えることが出来なかった。本当に悲しかった。

【たったひとつの自分の居場所】がなくなってしまうような気がした。

私は、そのお店が大好きだったんだ。

それだけ大切な場所に出会えたということを、改めて感じられる出来事だった。離れるからこそ、自分の中のオレンジ色の温かい感情に気付けた出来事だった。

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卒業とは、昨日までの自分にありがとうを伝えること。

卒業とは、明日の自分を信じること。

卒業とは、心のなかのオレンジ色が1つ増えるということ。

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卒業された方々、改めて、おめでとうございます。

これからの人生が、ますます楽しくなりますように。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

2017年03月17日 | Posted in ブログ, 生きるシアワセ6 Comments » 

 

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