porepore、ゆっくり行こう
天白のコーヒースタンドporepore
昨日は、天白の原駅前に3月末にオープンされたコーヒースタンドポレポレさんに行ってきました。
鶴舞線の原駅のすぐ裏、ライオンズマンションの1階にオープンされた、ちっちゃいちっちゃいコーヒーショップ。少し裏通りなのが、いい感じ。
オーナーのみゆきさんは、もともとcafebusnonで朝にドリップコーヒーを買って行ってくれるお客さんだった。
その時から優しくて素敵な人だな~と思っていたのだけれど、昨日のみゆきさんはその時以上に柔らかく優しい表情をしていた。
もともと、安定した仕事についていたみゆきさんから【仕事を辞めてコーヒーの仕事をする】と連絡をもらった時には、かなりびっくりした。自分の仕事が誰かの人生に影響したのかもしれない、と思うと嬉しかった。
【あなたを見て、好きな仕事をすることにした】【移動販売をすることにした】【仕事を辞めることにした】そんな話をいくつか聞くたびに、嬉しい反面、ドキドキもした。
その人たちは、その後、楽しくやっているだろうか。後悔していないだろうか。
自分が責任を取れるわけではない。「やりたいなら、やったほうがいい」と言うことは、無責任なのではないか。そんなことを考えると、自分の主張をしすぎない方がいいのか、、?と思うこともあった。
そんな時に、みゆきさんが自分のお店をオープンされたということを知った。そして、すぐに行くことにした。
そして、一目見て【来てよかった】と心から思った。みゆきさんの「仕事を辞めて、踏み出してよかった」という言葉が沁みた。何より、表情が物語っていた。
人との関わりで己を知る
そもそも、人見知りで、注目されるのが嫌いで、目立ったこともしたくなくて、中学生の時に「主婦になりたい」と答えていた私が、なぜ一人で移動販売(しかも駅前)をしていたのか?
それを聞かれるたびに「人見知りの克服のためですかね?」とごまかしていたのだけれど、今、自分の本心がわかったような気がする。
それは、多くの人と関わることで【自分という人間】を模索していたのだ。
目の前の人にかける言葉、思ったこと、感じたこと。それらは、自分の気分や状況、今考えていること、不安なこと、嫌いなことや好きなこと、何を大切にしたいのか?を知る手がかりなのだ。
受け答えること、反応すること、伝えることは、鏡のように自分に返ってくる。
「それはイケナイことでしょ!」と誰かに腹が立った時は、【自分は我慢しているのにあの人はズルい!】という潜在意識があるのかもしれない。それに気付けば、我慢していることや自分の本当の望みを知ることができる。
【人に希望を与えられる人でありたい】と思っていた本心は、そんな自分(誰かにとっての希望になれる自分)を認めてあげたい(現状は認めてあげれていない)だったかもしれないし、それはもう、答えのないクイズのようなものなのだ。
そして、そんなことを悶々と考えるのが変態的に好きなのだ。
人の背中を自然に押せる時
そう考えてみると、自分が何かに夢中になっている時には、自然に人の背中を押せるような気がする。「きっとできるよ!」という言葉は、相手のことだけではなく自分のことも奮い立たせているのだ。
逆に「やりたいこと、やったらいいじゃん」と全力で言えない時には、自分が現状に疑問を持っている時であったり、スッキリしていない時なのかもしれない。自分に自信がない時には、相手に自信をもたせてあげる資格がないような気がしてしまうのかもしれない。
誰かに言葉をかける時には、その裏側にある自分の本心を探るチャンスだ。
自分が発する言葉が、自分の人生をつくる。
これから、私はどんな言葉で人生を作っていくのだろう。楽しみである。
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poreporeさんがonimagaさんで紹介されていて、とってもわかりやすいので貼っておきます♪
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