花火も人も。永遠ではないからこそ、美しい
久しぶりに、花火を見ました。
なんで花火って、こんなに美しいんだろう。一瞬の大きな花を咲かすために、丹精を込めて職人さんが造り上げる。そして多くの人の心に刻まれる。咲くのは一瞬だけど、記憶は一生。永遠ではないからこそ、なお美しいんだろうな。
桜もきっとそう。儚く散ってしまうから、多くの人が求めるし心を動かされる。そもそもお花が綺麗なのは、そういうことかもしれない。永遠じゃないからこそ、美しい。来年も《サクラ》としては咲くでしょう。でも、その1枚の花びらはその一瞬。
ラテアートもきっとそう。ずーっとはとっておけないものの為に、練習し、磨き続け、魅了し続ける。《カフェラテ》としては、次の1杯もあるでしょう。でも、この1杯はこの一瞬。これがずーっととっておけたら、ちょっと変わってくるかもしれない。
そう考えていたら《人間》だってそうだ。これからもヒトという生物はたくさん誕生するでしょう。でも、私が生きるのはたった一瞬。あなたが生きるのもたった一瞬。永遠に、はありえない。
だとしたら、自分で最も美しいと思える生き方をしてもいいんじゃないかと思う。
セミだって、一瞬の命のために、誰かにどう思われるとか関係なく(すんごい声量で)自分ができることを精一杯やっている。それは結果的に、夏の風物詩となり、胸のなかに刻まれる。きっと、風物詩になりたくて鳴いているわけじゃない。でも精一杯やることは、きっと誰かに影響を与え、大きな意味で誰かの力になれるかもしれない。
花火を見て、そんなことを思った。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
2016年08月06日 | Posted in ブログ | | 2 Comments »
のんちゃんこんにちは^^
夏の風物詩ですね♪
儚い美しさに魅了される気持ちって、見てるときの嬉しさもあり、終わったときの悲しさもありますねぇ。
本当に生きていくことに重なる意味と同様に感じる事がわかります。
秋には紅葉の時期がやってきますね♪
山登りには良い季節ですよね!
ではでは^^