本当に《自分を大切に》出来ていますか。

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「もっと自分を大切にしなよ」


言ったとことも、言われたことも、きっとあるはず。

自分を大切に、という言葉。自分を大切に、とはなんだろう。

もっと、身体を休めること?休養をとること?傷つけないこと?労ること?

贅沢をすること?ストレスを溜めないこと?我慢しないこと?

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それを掘り下げるには、まず《大切》という言葉を考えてみる。

そもそも《大切》の漢字はなぜ、切るという字を使うのか。

もしかしたら、《切》という時には、《大事なものを守る》《守るために決める》という意味が入っているのかもしれない。

本当に大事なことを守るために、切る。

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首を切る…守るとは逆に思えるこの言葉も、会社の経営を存続させ、多くの社員を守るために止む終えない手段と捉えれば、根本は愛のある言葉なのかもしれない。

切腹…という言葉も、もしかしたら何か(敗戦後の最期の生き様だったり、心の声だったり)を守るために自らの腹を切ったのかもしれない。(いま現代の自分たちには到底理解出来ませんが)

《切る》ということは、いっけん大事にしていないように思えるけど、実はちゃんと芯を大事にしていて、それがゆえに削ぎ落とす、愛のある言葉なのかもしれません。

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そして《自分を大切にする》とは多くを手に入れることではなく、不要なものを切り落としていく作業なのではないか、と思う。

とくに、感情について。

自分の感情をちゃんと感じてあげて、それを認めてあげて、必要のないものは手放していく。そういうことなのではないかと思う。

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生きていたら、腹が立つことも、イライラする事も、悲しくなることも、自分のことが嫌になることもある。

今日はなんだか、気分が良くない。元気が出ない。そんなこともある。

あの人は好きじゃない、あの人は好き。この作業は嫌い、この仕事は好き。そんな好みなんて山ほどある。

そういう自分の感情に、気付くこと。そして、そんな自分を認めてあげること。そしてそこに、たいして必要ではないモノがあるのなら、手放すこと。

それが自分を大切にするってことなんじゃないかと思う。

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本当は、好きなこと、あるんじゃないですか?

本当は、嫌いなこと、あるんじゃないですか?

本当は、やりたいこと、あるんじゃないですか?

本当は、やりたくないこと、あるんじゃないですか?

本当は、ムカついたんじゃないですか?

本当は、悲しかったんじゃないですか?

本当は、もっともっと、喜びたかったんじゃないですか?

自分のそういう感情に気付くこと。そして、そんな自分も認めてあげること。自分の感情を客観視すると、感情をコントロール出来るようになる。

それは決して《我慢》ではなく《客観視》という視点。

感情と、自分を、切って捉える。

たとえば、怒れちゃうようなことがあったら「あ、私、今、怒っているな〜」「自分はこういうことが嫌いなんだな〜」と感情を観察してみる。感情を、自分を知る手がかりにしてみる。

悲しいことがあったら「私、今悲しいな〜」「こんなに悲しいほど、自分にとっては大事なことだったんだな〜」と、感情の視点から、自分のことを見てみる。

そんなことをしている間に、周りの人に当たり散らしてしまうことはなくなる。

感情に支配されるのではなく、感情を利用してみる。

そういうふうに自分を見ているうちに、だんだん自分のことが分かってくる。自分は自分のプロフェッショナルであるべきだ。

そして、そんな自分を許して認めてあげることを《自分を大切にする》ということなのではないかと思う。

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自分を大切にするとは《自分》のプロフェッショナルになること。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

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2017年01月19日 | Posted in NONのこと, ブログ, 生きるシアワセ | | 8 Comments » 

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コメント8件

  • ねぶ より:

    のんちゃんこんばんは^^

    「大切」。そうですねぇ。自分も言葉を分けて考えますが

    【大きく切る】これは単純かな。
    【切る大きさ】これは意味が違うかな。
    【大事な物を切る様子】ふむふむ。
    【切る大きな物事】なるほど。

    まぁいろいろ考えますね。
    自分が思うには

    【身を切るくらいの思いの大きな形ある物や物事、出来事】

    かな。
    大切な日、大切な時間、大切な仕事、大切な約束、大切な人。そして大切な自分。

    自分を犠牲にしてでも、それくらいの気持ちを持ってでも行動するとか思うという、表現の言葉と捉えますね。
    【大事】とちょっと似てますね。ややこしいかも(;^_^A

    だから、大事な何かを切ったりしなければならないとかでは無く、それほどの覚悟を持つ気持ちで大事にする事を表現する言葉だと思いますよ。

    なので、「自分を大切にする」って事は

    【自分の事を身を切るくらいに大きく何かをする覚悟を持つ】

    って事になる。
    ん?自分で自分を?
    ってことは自分の事を大きくちゃんと考えて身を切る覚悟で何かをするって事なのかな。

    【自分の考えで何事もやりたい事はしっかりやっていく事】

    つまり「自由」って考えたりも出来ますね。

    んーまたややこしくなってしまいました(;^ω^)
    ではでは^^

    • non より:

      ねぶさん

      大事と大切、私もこのふたつが混同したりします。

      う〜ん、
      自分を犠牲にする。というと、どうなんだろう?って思ったりするけど、
      表面上は自分を犠牲にしたようなこともするというと、そうなのかもしれないですね。

      ごめんなさい、私もややこしくなっちゃいました。笑

      自分に、嘘をつかない。正直に。というニュアンスも
      近いかもしれないですね♪

  • KT より:

    のんちゃん、おはよ。
    何度も読み返しました。
    ちょっと違うかもしれないけど、昔、何事にもがむしゃらに突っ走ってたとき、ある人にお前は無理してないか?背伸びしてないか?と言われました。
    最初は意味が分かりませんでした。
    冷静になって考えると、どんなことにも100%以上の期待に応えてやってきたけど、ここまでやらなくてもいい仕事もあったのではと。

    僕にとって「自分を大切に」は
    内にある感情を冷静にコントロール(最強の盾)し、確実に行動、実施する(最強の矛)

    今、読んでる本にもあるけど、仕事でもプライベートでも今まで捨てきれなかったものをバッサリ捨てると良い方向に向くことがある。

    何事にも「気持ちのコントロール」は大切だね。

    • non より:

      KTさん

      なるほど…KTさんのこと、また一つ知れた気がします♪
      感情をコントロールして、必要な感情をその時のTPOに合わせて使う。
      大人とは、そういうことなのかもしれないですね。

      無理していないか?背伸びしていないか?
      そう言ってくれた人は、きっとKTさんのことが心配だったのかもしれないですね。
      そういう外からの問いかけは、自分の内側に問いかけるいいチャンスなのかもしれないです♪

  • たまご より:

    感情を抑えるのではなく感情を認める。
    その上で感情に振り回されるのではなく、
    感情を客観的に見る。

    表面的には、感情を抑えて冷静に振舞うのと
    似ているようだけど真逆ですね。

    感情のブレも困ったものとして捉えるのではなく、
    自分を知るための貴重な情報とする。

    もう、達観した和尚さんの話聞いてるみたい(ーー)
    のんちゃん、実は70歳くらいなんじゃないの(笑)

    でもいい話。。

    • non より:

      たまごサンドさん

      私ははたから見ると、感情を抑えてるように見えるみたいなのですが、たまごさんの言うように、たぶん真逆なんだと思います。

      70歳になったら、スーパーおばあちゃんになりたいです♪\(^o^)/

      感情に振り回されるのは良くない、と感情論を否定することも多いですが、
      感情がなくなった世界を想像すると、ちょっと怖いです。

  • ナカダ より:

    はじめまして。
    大変興味深い話で、何度も読み返してしまいました。
    シェアさせて下さい。

    • non より:

      ナカダさん

      はじめまして♪
      シェア、とっても嬉しいです^^!
      ありがとうございます♪

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