遠くから、応援してくれていた人

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遠いところで、3年もの間、いつも応援してくれていた人がいた。そういうことって、本当にあるんだなあ…

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横浜でのカフェでのバイト時代にお世話になっていたお店のマネージャーさんが、先日NONに寄ってくれました。

なん店舗かあるカフェの、100人以上いるバイトの中のひとり。おそらくバイトしている時に会ったのは2回、数分間、会話は一言。1年ほどしかいなかった、ペーペーのバイトの事を覚えてくれていて、ブログを見つけてくれた。私が愛知に帰ってきてからも、ずっとずっと見守って応援してくれていた。そんな人が、たった一人でもいたということが、信じられないくらい嬉しかった。

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そのお店は、横浜のとある商業施設にテナントとして入っていた。渋谷のカフェで働いていた私は、どうしてもエスプレッソマシンが触れるカフェで働きたくて、ここの面接を受けた。

晴れて、働けることとなった。毎日が本当に楽しかった。

最初はもちろんエスプレッソマシンに触れるはずもなく、お皿を洗ったり、ホールでコーヒを運んだり、接客がメインだった。それでも、毎日毎日が本当に楽しかった。そこの空間にいられることが幸せだった。

先輩も、かわいくて、面白くて、大好きな人ばっかりだった。人との距離をなかなか縮められない私もまるごと受け入れてくれて、みんなで飲んだり騒いだりするのは、本当に楽しかった。

だんだんいろんなことが出来るようになってきて、ついにエスプレッソマシンを触れるようになった。そしてテストを受けて、エスプレッソやカフェラテをお客さんに出してもいい【合格】をもらえる日が、ついにきた。この時のことは、今も忘れない。涙が出てしまうくらい嬉しかった。

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きっと、もう時効だから言ってしまうと。

朝番だった私は、エスプレッソマシンに触りた過ぎて、いてもたってもいられなくて。毎日2時間早く行って朝の準備を終わらせ、買ってきた牛乳と豆で何十杯も勝手に朝練をしていた。バレないように、バレないように…(今思えば、おそらくバレバレだったんだろうなあ。)

もちろん、お客さんに喜んでもらえたらいいなと思っていたけど、それ以上に自分自身がただただ楽しくて楽しくてしかたがなかった。

練習ができる環境があることが、幸せだった。

働いている子たちが、エスプレッソマシンに触りたいのはみんな一緒。だから、今日は誰がエスプレッソを入れる人かというのを交代で決めて、毎朝その人のちょうどいいグラインドを調整していた。

その係になった日はもちろん楽しかったのだけど、それ以外の日も毎日楽しかった。カフェで接客する、ということが本当に楽しかった。

私は、カフェで働いている。お客さんの笑顔を目の前でみれる。そのことがなにより嬉しかった。

こんなに楽しくて、さらにお給料までくれるなんで、ここは天国なんじゃないかと毎日毎日思っていた。

…楽しくて、楽しくて、幸せすぎたからこそ、私はそのお店を辞めた。

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楽しくて幸せだったからこそ、ひとつだけある不満に気付いてしまったのだ。そのひとつが私にとって大切なことだと気付いてしまったのだ。

そして、たったひとつの納得できなかったことを解消するために、移動販売を始めた。

そのたったひとつのこと、とは《お客さんとの距離感》だった。

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お店が大きくなるにつれ、必ずマニュアルは必要なものになってくるのかもしれない。『この時の正解は、こうだよ』そういう指標が、みんなの共通意識の中になければお店はぐちゃぐちゃになってしまうのかもしれない。

自分の中の正解と、皆の共通の正解がずれていた場合。自分を抑えるか、みんなに迷惑がかかるか、2つに1つ。

だからこそ、ひとりで出来る、移動販売をしようと思った。

《私のルールは、私が決める》

誰かに働かせてもらっているうちは、きっと、難しい。いろんな制約も、条件も、たくさん出てくる。それが、お給料をもらうっていう事だから。

自分で自分のルールを決めるためには、自分でやるしかない。どうしても妥協ができない。だから、移動販売を始めた。

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この横浜のお店には、本当に今も感謝している。いろんなことを教えてもらうのと同時に、いろんなことを気付かせてもらった。私はやっぱりカフェで働くのが大好きだった。

「なんで、いつもひとりで笑ってるの?なにか良いことあったの?」と、仲間に言われてしまうくらい、毎日ニヤニヤしていた。

だって、私は、カフェが大好きなんだ。


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マネージャーさんが来てくれて、そんなことを思い出した。

目の前のひとりを大切にする事が、遠くの誰かのチカラになっているなんて思いもよらなかったけど、そういうことが本当にあるとしたら…

生きるのはやっぱり楽しい。そして、働くのは最高の幸せ。

私にとって、この日の出来事はとてつもないパワーを与えてくれた。この先、いろんなことが起こるかもしれないけど、生きる意味や幸せを思い出せばきっと大丈夫。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

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コメント7件

  • ねぶ より:

    のんちゃん夜中にこんばんは^^
    てか、おはようかな^^;

    過去の経歴って良い事も悪い事も、全てが自分の身になっていくものだよね。
    良い経験はそれを次に活かせる、悪い経験はそれを修正できる考えを持てる。

    そういった意味で今の自分のやっている事に自信を持って、自分の決めた好きなやり方でやっていくことが、仕事に対する楽しみの一つかもしれませんね♪

    ちなみに自分はバイトも社員も含めて、十数社の経歴を持っており、職務経歴書が5枚ほどになります(;^_^A
    お恥ずかしい・・・

    • non より:

      ねぶさん

      本当ですね♪今考えれば、ためにならない職場ってきっとなかったんだなーって思えます^^

      そんなにいろんな職場を体験しているのは、貴重な存在です♪誇りに思ってもいいくらいだと思います*

  • KT より:

    のんちゃん、おはよ。
    どんな業種でも組織の中にいると、守られてる反面、制約に縛られてしまう。マニュアル社会だから1人の意見よりも、その他の意見が通ったりする。
    のんちゃんの決断は勇気のあることだったと思う。でも、だった一つ譲れなかった思いが、今では幸せに繋がってるからね。
    どんなに遠くにいても、近くにいても、皆んな見てるし応援してるから (^-^)/

    • non より:

      KTさん

      きっと、そこにいたから気付けたこともたくさんあるんですねー♪

      「将来はお店を持ちたいんですよね?」の問いに疑問を感じていたのも、きっとこの辺りの経験が引っ掛かっているのかなって改めて気付きました^^

      いつもありがとうございます。
      みなさんのおげで、なんとか成り立ってます♪

  • シゲちゃん より:

    のんちゃん、おはよ~ございます。
    寒くなりはじめました、ご自愛を。
    天使が天職やってる感じ。
    みんなが応援してますよ~(^ ^)V

    • non より:

      シゲちゃんさん

      天使!?
      本当は、悪魔かもしれませんよー♪笑
      天職は、きっと気付くものであり、創るものなんですね^^

      • シゲちゃん より:

        みんな、両面もっているはずだから
        気にしない、気にしない(๑❛ᴗ❛๑)
        天職は、そうかもね、と思います
        (*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

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