運命とは、自分でたぐり寄せる意図
運命って、どういうものなんだろう?
とある名言ではこう記していた。
『すべてを運命だと思って生きるか。運命などないと思って生きるか。人間は二つに一つだ。』
生きていれば、いろんなことが起こる。その起こった出来事に対して、自分がどう接していくかで、これからの人生は大きく左右される。
①自分に対して起こること、そのすべてを運命だと思ってみる。
そうすると、《こういう運命だから、仕方がない。》と言って受け入れられる。それも生きやすく生きる一つの方法なのかもしれない。起こったことをありのまま受け取る。言い方を変えればすべてを運命のせいにできる。そこに、自分の不手際や普段の行いが引き起こしている可能性を考えないで済む。自分の運命を呪っている人は、こう考えている可能性が高い。
「私は、こういう運命なんだ」「私っていつもこうなんだ」
自己嫌悪になる可能性や悲劇のヒロインのように感じている可能性がある。
②《起こったことに、意味はない》と考える。
怪我をしてしまった。病気をしてしまった。会社が倒産してしまった。家族がバラバラになってしまった。その事実を、そのまま真っ直ぐに見つめ、「○○になってしまったからこそ、出来ることはなんだろう?」と考える。起こった現実は変えられないし、たまたま自分がその立場になってしまった、と捉える。
「じゃあ、どうしよっか?」「こう考えたら、逆にラッキーじゃない?」
起こった現実に意味はないけど、意味付けは自分でしたらいい。
起こった出来事に意味付けをすることは、運命を自分で作っていくことだ。
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ここからは、私の個人的な意見。なので、反論ももちろんたくさんあると思うけど…
個人的には、運命はないと思っている。運命っていう言葉は、自分のそれまでの行動や思考の責任を放棄しているような気もする。自分の今までの行動や、思考が今の現状を創っているわけで、それを運命のせいにするのは、あまりに無責任だ。
もちろん、不慮の事故というものや、生まれながらに五体満足ではないこともある。そこに本人の責任は、もちろんない。ただ、だからこそ出来ることを探したら、それが運命とも言えるような現実を創っていく。
「運命」があるんじゃなくて、「運命と思えるほどの重大な出会いや出来事」に気付いただけだ。それに気付かない自分でいたら、サラーっと通り過ぎてしまうけど、それに気付ける自分でいたら、「運命だと思えるような出来事」なんてそこらじゅうに転がっている。
それに気付くか気付かないか。それに、飛び込むか飛び込まないか。すべては自分が選択していること。無意識のうちに。
どっちの生き方も、きっと正解だ。生きやすい方を選択したらいい。
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今読んでいる本は、RADWIMPSの野田洋次郎さんの本。RADWIMPSの熱狂的ファン、というわけではないのだけれど、印象的な歌詞が多いこのバンドの作詞者の頭の中がのぞきたくて買った本。
そこで出てきた言葉。
「運命の糸」ではなく、「運命の意図」
まさに、そういうこと。
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最後までおつきあいいただきありがとうございました。豊田市駅の移動カフェCAFEBUSNONの希でした。
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コメント6件
つよい考え方ですね、
好きです、こういう冷静な捉え方。
最近とみにつよく共感する言葉、
“人生は死ぬまでの暇つぶし”
のんちゃんの、二つ目の
“起こったことに意味はない”
と似たものを感じます。
これからも、人生を意図(設計)していくつもりです。
のんちゃん、こんにちは。
運命。。生きてること自体が運命かもしれないね。
僕は②のほうです。現実をしっかりと受け止めてから、次の行動をします。
会社の人材育成時に「気ずき」と「気づき」の違いをよく話します。意味をしっかり理解することで成長に繋がるからです。
のんちゃんおはようございます!
運命。んー運命。運ぶ命。命とは自分。運ぶ自分。
自分を運んで行くことだと思うから、「運」ってなんだろうねぇ。今考えてみました。
良く「運がいい」とか「運が悪かった」とか「運のせい」とか言ったりする事が世の中にはあるけど、意味で言ったら物事の運びが良かったり悪かったり何かのせいにしたりって事なんじゃないのかな。
自分が考えるには、「運命」って自分の行動や物事の評価なんだと、そういう風に考えられると思いますね。
言ってみれば、運命は人によって捉え方は様々だと思いますが、自分が考えるなら
あると思う人は
それは「運」ではなく自分の行動の結果がそうなったと考えるべきだと思うし
無いと思う人は
自分で自分を運んで行く「運」だと考えていけている人
って思いますねぇ。
今回のお話は難しい。すごく難しい。書いてる自分も良く解らなくなってきた(;´Д`)
すんません(;´・ω・)
でもこういう事を考えるのは、面白く興味深いものがありますね♪