【ぼくたちに、もうモノは必要ない】
【ぼくたちに、もうモノは必要ない】ミニマリスト佐々木典士
この本を紹介するにあたって、ミニマリストの説明から…
ミニマリストとは、必要最低限の持ち物で生活する人たちのこと。持っているものの数から判断するのではなく「自分に必要はものをわかっている人」「大事なもののために減らす人」とも。
ひと昔前は、持っていること、持っているものでその人の価値を判断する時代だった。「私はこういう人です」ということから、「こういう人に思われたい」という魅せ方まで、内面を発信するより外見からの判断の方が手っ取り早い。そして、持っているものやブランドで、自分の価値を伝える。そういう時代だった。
でも、それって、本当に必要なモノなんだろうか?
ミニマリストとは、捨てることで本当の自分の価値に気付き、幸せに気付くことが出来る。見栄を張ることの無意味さや、必要のないモノを集めることで消耗する時間の無駄に気付くことが出来る。それ以上に大切にしたいものの為に、必要のないものを捨てる。
だからと言って、すべてを捨てるわけでもないし必要なものは我慢せずに買う。ただ、人目を気にしてモノを買う必要はない。モノを減らすのは、目的ではなく大切なものに気付く手段である。そんなことを教えてくれる本。
私は、どっちかというとこの考え方が好きです。自分を飾るための装飾や、服、ブランド、車。そういうのはあまり興味がない。私の価値は、私が持っている持ち物によって決まるのではなく、私自身の生き方や内面そのものに価値がある。自信を持ってそう言える。
けっこうサラサラと読み進められる本です。本が苦手な方にもオススメです。
2016年07月20日 | Posted in おすすめの本 | | 4 Comments »
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コメント4件
最近 少しずつ身の回りを整理しています。
今度この本 読んでみよっと♬
なかなか物が捨てられない…
そんな僕も最近一箇所づつですが整理にチャレンジ!
山に登る時は必要最小限にまとめられるのに、下界では何たる有様……
大変だけど頑張ってます(^◇^;)