エスプレッソとは、麻薬である。
エスプレッソとは、麻薬である。
この言葉は、【A Film About Coffee】というコーヒーの映画の中で、下北沢にあるべアポンドのオーナー田中勝幸さんが放った言葉である。
べアポンドとは、コーヒー好き(エスプレッソ好き、といったほうがいいかも)なら誰もが知っているお店。
このお店のエスプレッソを飲んでみたくて、全国の人が下北沢を訪れている。そして、私も例に漏れずその一人として、行ってみた事がある。
そして、そのエスプレッソを飲んでみて、この言葉がストンと腑に落ちる。
そう、あれはまさに、飲み物ではなく麻薬だった。
ベアポンドのエスプレッソは、他のお店が大体30ccなのに対して、極端に少ない。それは、たった数滴。でも、その数滴のインパクトがものすごい。
そして、客に媚びないオーナーのスタイルが、たまらなくかっこいいのである。
おかえりなさい、チンバリ君
久しぶりに、貸していたエスプレッソマシンが帰ってきました。約半年ぶりのご対面。
久々に会う彼は、かなりご機嫌でした。
久々に触る彼は、熱いハートを燃やしていました。
久々に落とすソレは、やっぱり私の心を鷲掴みにしました。
あぁ、最高。
バリスタという生き方
【バリスタ】って、職業の名前じゃなくて【生き方】だと思う。
コーヒーと向き合う人。客と向き合う人。距離感と向き合う人。仕事という時間だけでなく、人生においてきっとその人はバリスタだ。
いいコーヒは、いい朝をつくる。
いい朝は、いい毎日をつくる。
いい毎日は、いい人生をつくる。
つまり、いいコーヒーはいい人生をつくるのである。
そして、その誰かのいい人生に携われるのが、バリスタだ。
コーヒーを淹れる人は、多くを語らない人がいい。
コーヒーを淹れる人は、粋な人がいい。
コーヒーを淹れる人は、ちょっと不器用な人がいい。
今日の朝は、ラテにしようか。カプチーノにしようか。ソイラテもいいし、マッキャートも捨てがたい。すとんとしたアメリカーノもありだなあ。
こんな悩みができるのは、人生最大の贅沢だと思う。コーヒーがある日常は、今日も私をときめかせてくれる。
love coffee.
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