ホタルの一生、人間の一生
暑い日が続きますね。我が家も、山にあるとは言えだいぶ暑くなってきました。
私の住んでいるドームハウス。冬は暖かそうだけど夏は暑いんじゃないか?という予想を見事に裏切らず、暑いです。家中の窓を開けて、天井のシーリングファンを回しても、やっぱり暑い。
家の構造のせいなのか、天気や湿度のせいなのか、妊婦のせいなのか、毎年とはまったく違った暑さを日々感じています。
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だんだんお腹が目立つようになってきて、産婦人科では「ご飯食べすぎないように!運動するように!」と警告が入ったので、家の周りをお散歩することに。
家の周り、およそ1キロ。たった1キロとはいえ、相当な傾斜があるからけっこう辛い。
日中は「この暑さの中で動いたら死ぬんじゃないか」ってくらい体力が衰えているので、夕方にお散歩することにしました。
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昨日のお散歩中、チカチカ光るホタルを発見。
それも、1匹2匹ではなく、30~40匹。はっきりとした発光ではなく、小さな小さな光。思わず見とれてしまいました。
ホタルと言えば、水のきれいな場所にしか生息できず、都会では見ることが出来ない昆虫。
家の近くで見つけられるというのは、とっても嬉しいことです。
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ホタルは寿命が短く、すぐに死んでしまうことでも有名です。
なぜ、すぐに死んでしまうのか。
それは、口が退化して水しか摂取できなくなってしまったから。だから、その限られた1、2週間で子孫を残すために必死で光る。
生きるために産まれてきたのではなく、『次に繋げるためだけ』に産まれてきたと言っても過言ではない。
じゃなきゃ、口が退化するなんて、変だ。
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人間は、子孫を残すことだけが存在する目的ではない。と、私は思う。
残すも残さないも、各々の選択の自由。生む決断、生まない決断、やむおえず生まないということもある。生みたいけど、生めないということもある。
それは非常にデリケートな問題であり、他人がズカズカと入り込んでいい領域ではない。
なにが正しいでもないし、なにが間違っているでもない。
ただ、少子高齢化が深刻な問題になっているのは事実。子どもを育てることに積極的になれる仕組みが必要だ。
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ホタルの生まれる目的は、超明確。迷いも何もない。迷っていたら、すぐに死んでしまう。
人間は、水以外の美味しいものも食べれるし、子孫のことも選択もできる。楽しい遊びも出来るし、『好きなこと』を追求する権利もある。笑うことも出来るし、何度も恋をすることが出来る。
それでも、自ら死を選ぶ人もいる。
『選択できる』ということを、自らの為に使いこなすことが出来る人。
『選択できる』ということによって、自らを不幸に導いてしまう人。
『人生は自分が選択したことの積み重ね』ということを理解し、目の前に起こることを他人のせいにしない人は、幸せに気付けるのかもしれない。
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私は人間に与えられた『選択できる権利』を、自分の幸せのために存分に使いたい。そう、自分の人生に貪欲なのだ。
自分の生き方に欲張りなことは、決して悪いことではない。ハッピーで過ごすために必要なことなのだ。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。昨日あったホタルに、今日も会えますように。中島希でした。
おはようございます!!
希さん、ドームハウスにお住いなのですね!!
野生のホタルが見られるなんてまたすごい!
私は先日、施設のホタルを見に行きましたが笑
お腹は重くなってきましたか?
適度に運動してくださいね!でも無理は禁物です!