離乳食、はじめました
生後5、6ヶ月は離乳食を始める時期
愛息子のつむつむ君、ついに離乳食をはじめました。
食べているところを見てみたくて、早く始めたいとうずうずしていたのですが、まだ身体の機能が整っていないうちに食べさせてしまうと消化しきれず負担が大きいとのことで、そろそろという時期まで待って、ようやく始められました。
地産地消の10倍がゆ
我が家のお米は、近所のおじちゃんが作っているお米です。「お前んとこ、お米買っとるのか?採れたやつ、食うか?」という言葉をかけてもらって以来、お米はそのおじちゃんから玄米を頂いて食べています。さすがにタダでもらうわけにはいかないので、破格の値段で譲ってもらっています。
その都度、精米するからなのか、これがまた美味しい。
つむつむ君、はじめてのごはんは、地元のおじちゃんが作ったおいしいおかゆでした。
離乳食を食べさせながら思うこと
離乳食って、思っていたより手間がかかるものだということを知りました。これ以上ものを増やしたくないから手持ちの道具でやろう、となると…
多めの水でことこと煮たお米を、すり鉢でぐるぐるぐるぐるぐる…さらに濾して、とろとろに。
これから、品数を増やしていくからもっと手間がかかるかもしれないなあ~なんて思いつつ、完成。
さんざん時間がかかってしまったけど、それを口に運んでくれるのを見ると、作りてとしてはすごく嬉しくなりますね。アゴまでぐちゃぐちゃにしながらも、もごもごしている口はたまらなく愛おしい。
そこでようやく(あ。お母さんって、こういう気持ちだったんだ)と気付きました。
ご飯、美味しいねって言っていますか
お母さんにとって、子どもが美味しそうにご飯を食べてくれるっていうのは、こんなに幸せなことだった。なんで今まで気付かなかったのだろう。
家に帰ってから「今日、ご飯いらない」って、何回言ってしまったのだろう。
「今日も美味しいね」って、なんで言わなかったのだろう。
「いつも、ありがとう」って、その一言がどうして言えなかったのだろう。
なんで「ご飯できたよ~」の声に、すぐに反応しなかったのだろう。
その立場になってみて分かることって、本当にすごく多いですね。ちょっと遅くなってしまったけど、気付けてよかったなあ。
食べることと生きること
これから、何を、どうやって口にしたかは彼の味覚や成長に大きく関わってくる。お母さんとしては、子どもには健康で長生きして欲しいから、そのための土台を作ってあげるのが大切なのかもしれない。無理矢理「良い」を押し付けるのではなく、本来の美味しいものを美味しいと感じられるような身体を、作ってあげる責任がある。
私自身、結婚出産前までは長生きしたいと思ったことは、全然なかった。
大げさに言えば「今日、死んでもいい!」というくらい、その日を感じられたらいいな、と思っていた。
でも、今は、1日でも長く子どもと一緒にいたいと思う。一時間でも長く、彼の寝息を聞いていたい。出来れば、彼の成長をずっとずっと見届けたいし、彼に守るものが出来た時には、一緒になって喜びたい。
確実に、生きることへの欲は、増している。
天邪鬼な私は、12月31日に太く短く、うどんを食べることにしていた。でも、今なら細くて長いそばの良さも分かる。今年はそばを食べよう。うん、そうしよう。
離乳食から、そんなことを感じた昨日。今日はどんな顔をして食べるのかな。楽しみだなあ。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。中島希でした。
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