茶の湯とは ただ湯をわかし 茶をたてて 飲むばかりなることと知るべし。
私は今、とっても興味がある人がいます。
茶の湯の名人、千利休について。
お茶を習っている先輩から「千利休とか好きそうだよね。」の一言をもらって以来、千利休ってどんな人なんだろう?と思って調べ始めたのがきっかけでした。
今は、お茶というよりは《千利休》自身について本を読んだり調べたりしています。
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すこし調べただけでも、いくつか名言や考え方が出てきて、それがまた素敵すぎて。
これを分かろうとすることや、勉強することはかならず接客業の身になる。そう思うのです。
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私が特に好きなのは、《貴賤平等》という考え方です。
茶室の中ではもてなす側も、もてなされる側も、身分も権力も関係ない。対等の立場である。
今の日本にも大きな影響を与えている考え方で、どのお客様に対しても平等に接することや、「お客様は神様ではない」という考え方にも通ずるものである。
武器も持たず、身分も関係ない。狭い茶室にいるのは、生身の人間同士。飾るものもなく、武器もない状態でこそ、その人自身の価値が問われる。
そして、「自分がされて嬉しいことを人にせよ」ではなく、「自分がされて嫌なことは人にするな」でもなく「相手がされて嬉しいことを、相手に施せ」という、まさに接客…というか対人関係においての言葉。
「完璧ではないものこそ美しい」
「当たり前のことが、いつでもどこでもできるならば、私があなた方の弟子になりましょう」
「頭を下げて守れるものもあれば、頭を下げる故に守れないものもある」
自分は悪くは無いこと、謝る必要がないと思う案件で、秀吉に切腹を命じられた千利休。
腑に落ちないながらも、もし頭を下げれば命は助かったはず。
それでも、頑なに自分を貫き通した千利休。
(なんだか、会社にもこういうことってあるんじゃないかなって勝手に想像してみたり。笑)
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おそらく接客においても、美においても、究極の人。
かっこいい。かっこよすぎる。
小説と、漫画と、ネットの中からと。いくつか本は読んだのですが、まだまだ調べたり無いです。もし、千利休の思考・哲学についておすすめのモノがあればぜひ、教えてください。
コーヒーとお茶。ものは違うけど、考え方やおもてなし、学ぶことは多いはず。
のんちゃん、おはよ。
僕も戦国武将が好きなので、千利休については多少は分かります。
最後は利休の考えに対して、秀吉が気に入らなくなって切腹となったけど、利休の自分の考えを貫こうとする姿勢は、現代社会でも大事だと思う。僕もよく上司と言い合いになります。組織の中は大変です(笑)
千利休の利休7則はどんな業種にもいえること。
「もてなし」と「サービス」の違いだけは勘違いしないようにね。