本の汚れは出逢った証。
「ごめんなさい、本汚してしまったかも…」
cafebusnonでは、本の貸出をしています。ちょっと偏った本棚ではありますが、お気に入りのものがあれば2週間ほど図書館のように持って行ってもらってゆっくり読めるようにしています。
そして、返却してもらう時に「どうしよう!本を汚してしまった!ごめんなさい!」と、伝えてもらうことがあります。でも
心配しなくても全然大丈夫です。むしろ大好きなお客さんがたくさん手にとって読んでくれた証です。たくさんの人とそれだけ関係を築けたのかもしれない、なにか共通する気持ちを持てたかもしれない。そう思うと、汚れすら嬉しい気持ちになる。それに、わざとじゃないのなんてもちろんわかってますから♡あとは、私が汚してしまったものもけっこうありますし♪
そして、「返すのが遅くなっちゃって…」と申し訳無さそうに伝えてもらいますが、それもそんなに心配しないでください。多少遅くなっちゃっても、もしまた来たいと思ってもらえるようなお店で居られたら、必ず返ってくる。形があるものは、いつか壊れるし、傷だってついていく。でもそれって、全然ダメなことじゃない。
目に見えないものを大切にしたとき、目に見えるもの全て愛おしくなる。
目に見えないものは、目に見えるもの以上に価値がある。
そう思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。豊田市駅の移動カフェCAFEBUSNONの希でした。
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