人生という枠の中ではブランクなんて存在しない
「産休でブランクがあると、復帰が大変」
先日、ふとそんな話を耳にした。
なんだかその言葉が気になって、頭の中でぐるぐるしていた。
私の悪いクセは、気になる言葉がしばらく頭の中から離れず、意味や成り立ちを考えすぎてしまうこと。(まあ、そんな自分の性格が結構気に入っているのですが)
産休は、ブランク…?
仕事をしていて、例えば産休などで長期のお休みを取る場合、その空いた期間のことを一般的にブランクという。産休だけでなく、一度離れている期間があればきっとそういうのだろう。
私は、子どもを産むことをまったくブランクだと思っていなかったから、なんだかしっくりこなかったのだ。
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なので、改めて考えてみた。
確かに、仕事という方向からだけ見たら、産休はブランクと呼ぶのであろう。
仕事から離れる事は、そういう点からみたら恐怖に近いものがあるのかもしれない。
私が仕事から離れる事をブランクだと思わなかったのは、仕事という観点から子どもを産み育てることを見るのではなく、「私」という人生から見ていたからだ。
【私が私の人生を生きること】の中では子どもを育てていくことはブランク(広辞苑:空白・空欄)ではない。むしろ、超絶濃い時間になるだろう。
「私が私の人生を楽しむために働いている」
そして、「私の人生を生きるために子供を産む」
やむおえず仕事を辞めるのではなく、どちらも私にとっては大切なことなのだ。
「その時」が来たら、受け止めるだけ。
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仕事をするために生きているのではないし、生きるために仕事をしているのではない。
私の人生を存分に楽しむために、仕事をしている。
私の人生を存分に楽しむために、結婚し、子どもを育てる。
そしてこれからも、自分の人生をより楽しむために生きていくのであろう。
そう考えると、人生の中に一瞬たりとも空白や空欄を意味するブランク、空っぽの時間なんてないのだ。
なんであっても、すべて自分のためになっているのだから。
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「仕事」という基準でみたらブランクだと思うことも、「人生」という基準でみたらそれは全然ブランクなんかじゃない。
むしろ、大切な濃い時間になるだろう。
なんの為に生きていますか。
私は、私を楽しむ為に生きています。
最後までおつき合いいただき、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
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コメント4件
朝からワガママlatte artを聞いていただき、ありがとうございました〜^ ^
とっても素敵な言葉を朝からありがとう!
これからの自分に生かしたいですー!
雨降りですが、がんばってね〜
おはようございます。
私もブランクという言葉は人生の枠にはないと思います。
人生において産休した、休職した、子育てした、結婚したなど、経験にもなるし、もしカフェに復帰しても話の話題にもなるし・・・
私も転職2度ほどしていますが、全く後悔はしていませんし、前職の話のネタを使ったりもします。
人生、いろいろ経験するのは楽しいことだと思いますね!!