「おっさんレンタル」日記
「おっさんレンタル」日記
著者:西本 貴信
先日、いつも寄っていただくお客さんからご紹介頂いた本です。
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1時間で1000円で、おっさんをレンタル出来る。
これだけ聞くと、胡散臭く怪しいイメージです。著者の西本さんが実際に初めたサービスで、「1時間1000円で、私をレンタル出来ます。相談や、雑用、なんでもどうぞ。」とうたっている。
たとえば、旦那さんを先に亡くしてしまったおばあちゃんと一緒に、1時間お散歩する。思い出話をたくさん聞いて、一緒に笑って「またね」と別れる。
怪しい題名とは裏腹に、心温まるエピソードがたくさん書いてある。
1番多い依頼は、【話を聞いてほしい】だそうだ。すごく納得できる。誰かと話したいけど、話す人がいない。これはけっこう深刻な問題だと思っている。人はやっぱり、誰かと関わっていないと生きていけない生き物なんだ。
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目の前の人をどうやって喜ばせようか、自分にはいったい何が出来るのか、限られた時間で自分にできることはなんだろう?本当の意味で喜んでもらうには…
特別なスキルがなくても誰かのために何かは出来るんじゃないかなと思える本。
誰かを喜ばすことは、自分を喜ばすこと。それを実感した人のリアルをのぞける本。
のんちゃん夜中にこんばんは^^
1時間で1000円で、おっさんをレンタル出来る。
確かにこれだけ聞くと、怪しい感じしますね。
でも内容を聞くと、とても心温まる仕事ですね。
いろんな人といろんな会話して、いろんな人生を聞けるんでしょうね。
楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと。
人にはいろんな過去や現在があるけれど、聴いてあげるだけでも、その人が心安らかになれるのなら、ちゃんとした社会貢献の事業かなと考えられますね。