高校生のあなたへ〜ラテアートを通して働く楽しさを〜
高校生の生徒さんに向けて、ラテアートの体験学習の時ように書いた文章です。高校生だけでなく、大人の方にも読んでもらえたら良いなと思ったので、載せておきます。
※ラテアートってなんだろう?
ラテアートとは、濃いコーヒー(エスプレエッソ)と空気を混ぜ込みながら温めたミルク(スチームミルク)を、カップに注ぐことによって模様を描いていくことです。カフェラテを頼んで、こんな模様がついていたら、ちょっと嬉しくなるかな?笑顔を想像して行う、おもてなしの1つだと思っています。
※ラテアートをする目的
《ラテアートを上手に書くこと》が、私がラテアートを練習する目的ではありません。大切なのは、ラテアートが出来る、出来ないではなく、「お客さんが喜んでくれることはなんだろう?」「私に出来ることはなんだろう?」といつも想像すること。目的は、お客さんに喜んでもらうこと。目の前の人を笑顔にする方法を、いつも考える事。ラテアートはその、たくさんある方法の中の、ほんの1つに過ぎません。
※なんで、お客さんに喜んでもらいたいの?
私は、《お客さんにもらうこと》が好きです。なんでかというと、誰かに喜んでもらうことは、自分を喜ばせてあげること、だからです。・お手伝いをしたら、お母さんが喜んでくれた。・友達の元気が無い時、笑わせてあげたいと思った。・先生が大変そうだったから、荷物を一緒に持ってあげた。こんなとき、相手の幸せを願うことで、1番幸せなのは自分自身だったりしませんか?
※仕事するって、毎日誰かを喜ばそうとすること
仕事、という言葉を使うと少し難しく感じるかもしれません。でも、こう考えるとすごく簡単です。仕事とは、誰かのために、何かをすること。それを、誰かが受け取ってありがとう、と思ってもらえれば、お金をいただけます。そして、誰かがあなたのことを喜ばせてくれたときには、ありがとうの気持ちを込めて、相手にお金を渡します。ありがとう、と、ありがとうの交換が、仕事の仕組みです。仕事って本当は、すごく楽しいことなんです。
ここで大切なことが1つだけあります。
それは、なんの仕事をしようかなって迷った時に、選ぶ方法です。なんの仕事をしようかな?と思った時には、ぜひ、自分の好きなことを選んで欲しいです。好きなことがわからない、思い出せない、という人もいるかもしれません。好きなことが、仕事にならないようなことだって、決めつけてしまっているかもしれません。
野球が好きだ、と思った時に、野球選手になることだけが仕事ではありません。野球のグッツを売っているお店で働くことも出来るし、スポーツメーカーで働くことも出来る。バッティングセンターを作ったって良い。野球に関する記事やコラムをひたすら書いて、本を出すことも出来る。ユニフォームをデザインすることも出来るかもしれないし、野球のゲームを作ることだって出来るかもしれない。スポーツトレーナーという選択肢もある。
眠るのが大好きだ、っていう人は、寝心地が良くなる枕を作るのはどうだろう?いい睡眠を取る方法を研究して発表したら、睡眠に悩む人が喜んでくれるかもしれない。よく眠れるミュージックを作ってみるのもいかもしれない。アロマオイルや、マッサージを勉強してみると、もっと睡眠について知れるかもしれない。
あなたのしたことに、誰かが喜んでくれたら、それはもう仕事です。
ね?可能性って無限大でしょ?
好きなことで仕事を選んで欲しい、と言ったのには、こんな理由があります。好きなことだと、夢中で、その仕事に取り組めます。というか、仕事がしたくてたまらなくなります。頑張ろう!と思っていなくても、勝手にやれちゃいます。それは必ず結果に繋がります。例えば、苦手な教科の授業は辛いかもしれないけど、好きな教科の授業は楽しくないかな?体育かもしれないし、調理実習かもしれない。英語かもしれない。その教科をずーっとやっててもいいって言われたら、わくわくしないかな?宿題をやるのは、いやいやかもしれない。でも、好きなゲームだったらずっと出来るよね。すぐに覚えられるし、どんどん上達もする。
大人ってね、好きなことを毎日ずーっとやっててもいいんです。
それを通して誰かが喜んでくれたら、それは一つの仕事になるから。いきなり上手くはいかないかもしれない。でも好きなことを選べば、絶対に壁は乗り越えられます。
※働く目的はなんだろう?
ここからは、いろんな考え方があるので、ひとつの例として読んでもらえるといいです。
働く目的を、お金を得るためだとすると…いかに良い条件で、良い環境で、良いお給料をもらえる就職をするか。という選択になります。それも生き方の一つとして、素敵だと思います。いい就職をして、良い結婚をして、最終的には幸せになることが目標…かな?
私が働く目的は、自分の人生を楽しむため、です。自分を楽しむっていうのは、自分の可能性をたくさん信じて、やりたいことを全部やること。その一つが、働くこと。コーヒーを通して誰かに元気を与えること。たくさんの人の笑顔を見つけること。自然の中で美味しいコーヒーを淹れること。ドキドキすることに挑戦すること。いっぱい感動すること。
そして、私のこれからの楽しみの1番大きなことは、働くことを通して、生きることの楽しさを多くの人に伝えていくこと。生きるのが好きだ、と思える人を増やすこと。
これを読んでくれたあなたが、「働くことが、ちょっと楽しみ」そう思ってもらえたら、幸せです。
*******************
最後までお付き合いいただきありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
のんちゃんこんにちは^^
若い学生さんたちにとっては、アルバイトをしている人たちもいると思いますが、仕事をする目的というものを普段はなかなか理解したり、意義を考えたりするのは難しいでしょうね。でもまだまだ人生経験はこれからだからだと思ったりするので将来への期待値は大きい。
大人の人も同様に仕事というものの意義を持てば、仕事に対して楽しめる要素や、喜んでもらえることを感じたりできると思うのですが、それを考えていない人も世の中にはいるとも思います。
多分それは学生の頃の教育面であったり、親からの教えなどが不足していたりなど、将来に対する
【自分の考えを持つ】
という事が、なかなか身につかなかったりしていたのではないのかな、と考えてしまいます。
自分は企業だけではなく、どんな仕事でも
【社会貢献の一環】
だと考えています。
では社会貢献の意味とは何か。ネットではこう載っています。
【社会の利益に資する行いをすることをいう。】
この文章以外でもいろいろ書かれていますが、でも自分の考えている社会貢献というものは、
【社会貢献とは自分と他の人々への感謝と貢献】
と考えています。
自分が楽しく仕事をする→商品が売れたり契約が成り立つ→利益が生まれる→手に取って使ったり業務に関わったりする→内容にお客様が喜びや満足、感謝を感じる→自分への喜びやお客様への感謝が生まれる→社会の中の自分と周りの人たちの喜びへの貢献になる→それを感じ周りが楽しく仕事をやりだす→自分が楽しく仕事をする
でも上記の事がなかなかうまくいかない事だってありますね。しかしそうなったらうまくいく方法を考えて、実行していく努力をしていけば良いと思います。
利益を得るのはお金だけでは無い。
自分と周りが喜びを感じ、みんなが素敵な良い事をやろうという考えも、含まれるのではないかと思っています。
今回も長文になってしまいました^^;
でもまた共感出来ました!のんちゃん先生^^
ではでは^^