絵本【ふうしてあそぼ】読み聞かせイベント

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作者さんによる絵本の読み聞かせと、それにまつわる絵の具遊び(ブロウアート)のイベントに行ってきました

対象年齢は、1歳半から大人まで。

1歳前のつむつむには、ちょっと早いかな~と思ったものの、どうしても会いたい人がいたので行くことにしました。

私が会いたかった人は、その絵本の作者の はるのまい さん。

はるのまいさんは、移動カフェのときにある方にご縁を設けていただいて出会いました。

私の出産時期が近づいてきたときに連絡を頂き、ベビーラックやマタニティ用のジーパン、育児にまつわる本などを「良かったら、使いませんか?」と譲ってくれました。

その時まで、はるのさんが妊娠していたこと、1ヶ月前に出産していたことを全く知らなかったので、いつの間に出産されたのだろう?と、びっくりしました。

SNSで投稿されている内容は普段と変わらないように思えたし、仕事も忙しそうなイメージだったし、そんな一大ライフイベントを抱えていたとは思いもよらなかったのです。(SNSでは、けっこう後からさらっと報告していました。とってもクール。私は速攻「生まれたよー!」と言いたくなっちゃうタイプ。)

 

女性にとって妊娠出産は大きなイベント

 

結婚・妊娠・出産・育児のこと。その真っ只中には、ついついその事に対する投稿が多くなりがちだし、子どもが生まれてからプロフィール画像を我が子にするママさんも少なくありません。(現に、私のインスタはつむつむ99%。)

幸せのおすそ分けかもしれないし、報告を兼ねているかもしれないし、「この子のママです」というのが、自分の存在を確証してくれているものなのかもしれない。

それが悪いわけではないけれど、ママではなく妻でもなく個としての「わたし」が薄れていくことに疑問を感じていた中で、はるのさんは「子どもは子ども、わたしはわたし」を貫いているように思えて格好良いな〜と思っていました。

 

そして、出産後もそれまでと変わらないペースで仕事をするはるのさんを、ひそかに尊敬していました。イラストや絵本を家で作成しているとは言うものの、赤ちゃんをみながら仕事をすること自体、私にとっては信じられませんでした。

そんなはるのさんの発信の中ですごく印象に残った言葉があります。はるのさんが出産して3ヶ月近く経ったときです。

【赤ちゃんを中心に自分の世界が周り、時間、エネルギー、金銭、すべてを捧げてしまいそうな衝動にかられる。子どもが可愛すぎて、子育てが面白すぎて。自分の全エネルギーを子どもに注ぐ生き方もありだし尊敬するけれど、私はそうじゃない方の人生を選ぶことにした。子どもがいること、を自分の中での言い訳にせず、守りに入らず、チャレンジを続けていく。

その言葉を読んだときに、自分はどうなのかと問われたような気がして、ドキリとしました。自分は子どもを言い訳にしているのでは、と。

 

子どもが出来たと分かった時には、出産・育児という人生の大きなイベントごとが体験出来るというワクワク感と、好きな仕事を辞めなくてはいけないという寂しさと、どこまで走り続ければゴールなのだろう?と思っていた仕事から解放されるという安堵感がごちゃまぜになっていたような気がします。

寂しさと、安堵。相反する感情の正体は【自分の人生から少し距離を置くこと】へのまさに言い訳だったように感じました。「やりたい事をしたいけど、子どもが小さいから」といえば、その間は自分と向き合うことをしなくてもいい。守られた状態の中にいることが出来る。

もちろん子どもを第一優先に考える生き方も素敵なのだけれど、私にはなんだか違うような気がしていました。

だからなのか、出産後も好きな仕事をしているはるのさんに会いたいな、と思ったのでした。

そして、久しぶりに会ったはるのさんは、やっぱりキラキラしていました。ぱあーっと周りが明るくなるような笑顔で、沢山の人に囲まれて。

人は好きなことをしている時、最大限に輝いている。

そんな、よく分かっていたのに忘れかけていた事を改めて思い出した一日でした。

 

ちなみに、はるのまいさんの絵本はこちら

絵本アーティスト はるのまいのつれづれ日記

モスバーガーのハロウィン限定の包み紙の絵も描いているそうです。ん~。すごい!今度モス行ってみよう。

 

ちなみにつむつむは、イベントのブロウアートよりも近くにいる女の子にちょっかいをかけるのに忙しそうでした。相変わらず、他人の領域にズカズカと入り込んでいくところ、ある意味、見習いたい…。ナカジマノゾミでした。

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コメント2件

  • ヤマウチアキヒロ より:

    彼女の笑顔は本当に素敵。
    周りの雰囲気が柔らかくなりますね。

    私が知っているイラストレーターさんの中でも、絵はもちろん、本人そのものが素敵(*^^*)

    のんちゃんとつながってくれていることが嬉しい!

    • nonnon より:

      ヤマウチアキヒロさん

      本当に、はるのさんの笑顔が大好きです^^!
      出会わせていただいて、なんとお礼を言って良いのやら。本当にありがとうございます♪

      絵本もすっごく可愛くて、体感型でもあって、おもしろいです♪

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