『言葉にできる』は武器になる。

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『言葉にできる』は武器になる。

著者:梅田悟司

お正月の楽しかった想い出。ハンモックで揺られながら本を読みながら、気がついたらお昼寝をしていること。(最高の贅沢!)その中のハンモックで揺られながら読んだ1冊。

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『言葉にできる』は武器になる。

このタイトルからすると《伝えたいことを伝えるために、言葉の技術をつける》というニュアンスを感じるが、いい意味で期待を裏切られる。

誰かに何か伝えるためには、通常《外側の言葉》を使うが、外側の言葉で言いたいこと伝えるには、《内側の言葉》をしっかり持て!というメッセージが込められている。

《外側の言葉》とは、自分が普段発している言葉、書く文章、誰かに向けて放っている言葉。

それに対し《内側の言葉》とは自分の中側の言葉。つまり、心の声のこと。

その心の声を引き出し、感じるためにどうしたらいいか。そんな方法も載っている。それを《自分会議》として、日常の中に取り入れる。

伝えたいことを伝えるためには、まず、何を伝えたいのか。それが自分の中ではっきりとわからなくては、伝わるはずがない。そういうこと。

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この本を読んで気付いたことは、私自身は自分の内側の声(ここで言う、自分会議)を何年か前から非常に大切にしているのかもしれない、ということ。

「週に1日はひとりでいる時間が絶対に欲しい」今までそう思っていたのは、自分の心の声を聞く時間がどうしても欲しいから、なのである。

誰かが近くにいては出来ないし、テレビがついててもラジオがついててもだめ。着信音もならないようにする。それくらい繊細な作業。

(私は、いま、どう思ってる?)(これから、なにをやっていきたい?)(今なにか、引っかかっているのに気付かないふりをしていることはない?)そんなことを自問自答する。

そして、だいたいそこで伝えたいことが出てきたりして、このブログで発信したりする。

この自分の時間の大切さに気付いてから、生きるのは本当に楽しくなった。

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もし、普段、自分の心の声に耳を傾ける機会をとっていなかったとしたら、ぜひ一度そういう機会を。

方法がわからなければ、ぜひこの一冊を。

 

自分を大切にするって、自分の心の声に耳を傾けてあげることだ。

あなたは、あなたを大切にする権利がある。あなたは、あなたを大切にする義務がある。

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2017年01月07日 | Posted in おすすめの本, 価値観を考える本 | | 2 Comments » 

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コメント2件

  • KT より:

    のんちゃん、おはよ。
    ハンモックの上で本読みながらお昼寝なんて贅沢だねー。お昼寝ですんだの(笑)

    『言葉にできる』

    最終的に言ってることは同じかもしれないけど、僕は「あー、何だろ?何かに置き換えれないかなぁ?」というときに「言葉にできる」と思いました。
    簡単に表現すると、長嶋茂雄さんのジェスチャーを言葉にするとみたいな(笑)

    「内側の言葉」
    昨日、nonで黒板にメッセージを書こうとしてるときに自分プチ会議を見たよ。
    一緒になって考えてたけど、プチじゃなく会議じゃないと伝えたいことありすぎて上手く表現できなかったね。

    僕も気づいたときには自分会議みたいな「心を整える」時間を大切にしています。

    タイトルに惹かれるし面白そうなので探してくるね。

  • うらち より:

    自分会議、苦手です。
    自分の感覚よく分からない〜って思います。
    趣味は?好きな事は?何したい?って聞かれると困っちゃう。
    ので!
    この本、読んでみますね!

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