「儲かりますか?」に真面目に答えてみる

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営業していると、必ず「儲かりますか?」と質問してもらうことがある。

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大体は挨拶代わりのうたい文句だと思っているので「ぼちぼちですね~」とその場に応じた雰囲気でやり過ごしている。

ただ、挨拶代わりではなく聞いてくる場合は、私も真面目に答えることにしている。「あたなにとって、儲かる」って何ですか?基準はどのくらいですか?労働時間に対して、受けとる金額の大きさですか?会社との比較ですか?それとも生活が出来る、という意味ですか?

価値観が違うから、儲かるか?の問いに、答えなんてない。こんな無意味な質問はない、と思う。それにやり方次第でどうにでもなる。儲かったらはじめるんですか?儲からなかったらやめるんですか?その時点で、やめておいたほうが良い、かもしれない。

はっきり言って「たくさんお金を手に入れよう!」と思うなら、時給の仕事でもなんでも、掛け持ちして、死ぬ気で働いた方が稼げると思う。でも、一般的に時給の仕事やお給料としての仕事に「儲かる」っていう言葉は使わない。稼ぐ、稼がない、っていうのが普通。

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個人でお店をしている人って、儲ける儲けない以上に《何かを伝えたくて》とか《こんな場所を提供したくて》とか、なにかしらの想いがある場合が多い。そしてそれは、自分が受け取ること、ではなくて、与えることを主体にしていることが多い。

与えることが、原動力。受け取ることは、そのあとについてくるモノ。もちろん逆の人もいるかもしれないけど、意外と少数派な気がする。

私の好きな本《ゆっくり、いそげ》にも出てくるけど、与えることが先なのか、受け取ることが先なのか。それは大きな違いだ。与え続けるために、利益が必要なのか。利益自体を目的にしているのか。この2つは全然違う。

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儲けることが目的なら、儲けることは出来る。それ以上の目的があるなら、それ以上のものを受け取れる。お金に感情を動かされるのは、感情と時間の無駄遣いかもしれない。もっと違うところに感情も時間も遣いたい。


…というか、全然答えになってないですね(笑)

最後までお付き合いいただきありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnon希でした。

 

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2016年08月14日 | Posted in ブログ | | No Comments » 

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