【カフェという場のつくり方】自分らしい起業のススメ
【カフェという場のつくり方】〜自分らしい起業のススメ〜
著者;コモンカフェ代表 山納洋
今、カフェの経営は難しい。多くに人はそのことに気付いています。ところが近年、カフェの開業を目指す人はむしろ増えている感さえあります。そして、多くの人が’開業の目的を儲けではなく、自分らしい生き方の選択に置いています。
1章からドキッとすることが書いています。まさに自分自身もそう。生き方の選択として【カフェ】という儲けの出にくい業態を敢えて選んでいる。この本では、カフェをやりたい人に向けて具体的な事例が書いています。
お店を始めてから気付くこと、お客さんが入りやすいお店とは入りにくいお店とは、常連さんと一見さんのこと、「わかるわかる。」を、たくさん感じました。
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私は初めた当初は、とにかく道を通る人へ挨拶をしてみよう!と積極的に声をかけていました。ところがこの本を読んで、いつも窓の外を見て挨拶することにひとつ疑問を感じました。「もしかしたら声をかけるせいで、買ってあげなきゃと、気を使ってしまうお客さんがいるかもしれない」ということ。
「買いたいな」と「買ってあげなきゃ」は、似てるようで全然違う。絶対に「買ってあげなきゃ」より「買いたいな」と思ってもらうほうがいい。それから、「買いたい!」まで気持ちがいってなさそうなお客さんにはあえて視線を送り過ぎないようにしてみたり。本当に細かいコトなんだけど、あくまでお店は「売ること」よりも「買いたいな」と思ってもらうことが大切。
他にも、なぜカフェが続かないのか、カフェの公共性、なんかについても書いてあります。個人的には、カフェは限りなく公共に近い立ち位置だと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
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