大切な人を生んでくれた人に感謝を伝える日
5月といえば、旦那さんの誕生月
一緒に過ごす誕生日は何度めだろう。
盛大なお祝いをしてあげられるわけじゃないけど、いつも一緒にいてくれることへありがとうの気持ちを込めて、料理を作る。
いつもより、ちょっとだけ豪華な食事。いつもより、ちょっとだけ美味しいお酒。
ここ最近の興味の有りそうなものをリサーチして、贈るプレゼント。カメラから選んだ写真で作ってもらったフォトブック。息子との写真は笑顔が溢れている。
家族の誕生日って、ちょっと特別な気分だ。
彼は、私にめっぽう甘いと思う。でも、そこが良い。
この前は、彼の大切な車のドアをぶつけてしまった。そしてバレないかなあと思ったら、あっけなくバレてしまった。「のん、ドアぶつけたでしょ」「あ、バレちゃった…へへへ」といって済ませてくれた。うぅ。優しすぎる。(私の中の繊細ではない部分が、いろんなものを傷つけたり落としたり。こればっかりは昔から治らない。注意力が足りなさすぎるのだと思う。)
名もなき家事が苦手な私。(※名も無き家事とは、家事というほどのことでもないけど、地味にめんどくさい作業。洗剤の詰め替え、排水口の髪の毛掃除、ゴミ袋のつけ替え、トイレットペーパーの補充…etc.)いつも、細かい家事をしてくれてありがとう。
ものが壊れてもそのまま使い続ける私。修理して、よりよく改善してくれてありがとう。靴も磨いてピカピカにしてくれてありがとう。
気づけば、いつも私の意見を優先して貰っているような気がする。あれがいい。これがいい。これはいらない、これはこっちが良い。付き合ってくれてありがとう。
つむつむ君が生まれてからは、よりたくさん助けてもらっている。お風呂も、お着替えも、離乳食も、おむつも。パパそっくりのつむつむ君。そのうち、一緒に男同士で遊びに行くのかなあ。楽しみであり、ちょっとさみしい。
これまで向かい合ってきた関係は、子どもが生まれて少し変わったかもしれない。同じ方向を向いて互いに協力し合う「同士」というものに近づいたような気もする。力を合わせて1人の人間の成長を見守ることは、信頼関係を築くいい機会でもある。
大切な人を生んでくれた人
私は、彼のお義母さんに会ったことがない。写真の中でしか、笑った顔を見ていない。
写真の中で見るお義母さんはとっても可愛い。可愛すぎてびっくりするくらい可愛い。お父さんとお義母さんの新婚旅行の時のビデオを見せてもらったことがある。
お義父さんも、お義母さんのこと大好きだったんだなあと感じられるテープだった。そして彼も、お義母さんのこと大好きだったに違いない。
もう、会うことは出来ないけど。彼を生んでくれて、ありがとう。
大切な人の誕生日は、大切な人を生んでくれた人に感謝を伝える日だ。一緒にお墓参りをして、つむつむ君の顔を見せに行こう。
大切な人の誕生日は、大切な人に生まれてきてくれてありがとうを伝える日だ。いつもなかなか言えないありがとうを、ちゃんと言おう。
直接伝えられるのは、幸せなことだ。今日は、いつもよりも素直になろう。
コメントを残す