【30歳の成人式】あなたの夢はなんですか?
週末、知立市の30歳の成人式に行ってきました。
予想通り、遠くに行ってしまっている人や、忙しい人も多いようで人数はかなり少なめでした。
昔の懐かしい映像や写真、学校の様子などのVTRが流れて、中学卒業からもう15年も経っているという事実を目の当たりにしました。
ケーブルテレビが来ていて「あなたの夢はなんですか?」と聞かれて、全然答えられない自分がいました。
「ゆ、夢ですか…?」と、拍子抜けしてまいました。
30歳の夢
答えられなかった自分が、ちょっと悔しいような気がしました。30歳、となるとそろそろ現実の世界に足をツッコんでいる。結婚して、出産して、子育てして…ここから夢を持つっていう発想が知らない間に消滅していたようでした。
今は、考えるとしたら夢というよりは「何が出来るか」という発想になっていました。今ある現状を守りながら、誰も傷つけうに誰も失わずに、幸せを壊さずに何が出来るか。これは夢とはちょっと違うくて、条件が多くてなかなか決められない。迷うし、自分の中のセーブもかかる。
ちょっと前に夢について自分で書いたブログがあったことを思い出して、見てみました。
2016年6月27日のブログ「ところで、のんちゃんの夢は何?」
2年前の私…めっちゃ穏やかなこと言ってる…笑
読んでいたら、確かにこの時、毎日そうやって生きていたなあという事を思い出しました。じゃあ、今は…?今は、この毎日が続いていく事が夢かと言われたら、ちょっと違うような気がします。
目に見えない、言葉で表せないものを求めていた自分。今は?今は何を求めているんだろう…。
今も、穏やかな毎日であることには、変わりない
でも、あの頃の穏やかさと、今の穏やかさはちょっと違う。
あの時は、周りの流れや環境や状況がうねりをあげながら変化していくのを、私も一緒に流れるようにして水平を保っていた。川にプカプカ浮くボールのような感じ。風が吹いたら、風が吹いた方向に流れてみたり、水かさが増したらその分少し浮いてみたり。
今は、周りが流れて変化しているのを眺めている感じ。流れる川やプカプカ浮かぶボールを、川岸で眺めている感じ。なんなら、その川岸には屋根があって、飲み物があって、椅子もある。
みんななが川で流れているのを、穏やかな所から眺めている。そんな感じ。
ちなみに、この川で流れているという状況。遊んでいると捉えることも出来るし、辛い修行のように思う人もいる。逆行して川上に泳ごうとする人もいれば、すぐ下はダムなのに余裕な人もいる。川が気持ちいいと思ってる人もいれば、水は怖いと思ってる人もいる。
私の夢は、なんだろう?
30歳だって、夢を持っていい。
ハッとしたその言葉を、再び忘れないように。宝物を見失わないように。
30歳になるまで、あと10ヶ月。その時はもう一度この質問を自分に問いかけてみよう。
この事を改めて認識したことは、30歳の成人式での大きな収穫。行ってよかったなあ。ナカジマノゾミでした。
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