初めてのコミュニケーション

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この前、ちょっと嬉しいことがありました。

初めてつむつむ君と双方のコミュニケーションが取れたと思った瞬間でした。

 

これまでは、彼が伝えたいことを泣くことで伝える。彼の要求を私が読み取る。または、私が一方的に話しかけるだけでした。

「おはよう」から始まり、今日も寒いね~、お腹空いたね~、お風呂入ろうね~、などなど。もちろん返事はなく。

人間と暮らしているというよりは、超絶可愛い未確認生命体と過ごしている、という感じでした。(ちっちゃい怪獣、でもいいかも)

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それが2、3日前からは、私の笑っている顔をしっかりと目で見て、それを認識したうえで笑ってくれました。

今までも笑うことはあったけど、それは本能だったり、彼が笑いたい時に笑うこと。まったく意味が異なります。

コミュニケーションが【相手の意思や感情を汲み取ること】だとすれば、これが本当のコミュニケーションの第一歩。

その時はじめて『私が育てているのは、ちゃんと人間だった!』と思うことができました。

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今はまだ会話はできないけど、少しづつ話せるようになってきたら、心がけたいことがあります。

それは、子どもの話をしっかりと傾聴すること。

子どもの話を聞く、会話するということだけではなく。子どもの感情に寄り添って、聴くということ。

すごく参考になる記事があったので、ぜひ→(第2回 親子の傾聴で子どもは必ず心を開きます)

少し前に、傾聴の講習に行ったのは、この為でもありました。

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例えば、子どもが保育園から帰ってきて、「今日はお絵かきをして遊んだよ!楽しかったよ!」と言ったこと対して、「そうなんだ!何を描いたの?」と返すことは傾聴ではありません。

事柄を知るために聞いていく事ではなく、感情や相手自身にフォーカスを当てて聴いていくのが傾聴。

「そうなんだ!楽しかったんだね!(お絵かき、好きなんだね!)」と、相手の「した事や出来事」ではなく、相手の好きなことや好きなもの、その時の感情を知ろうとするのが傾聴。

出来事の部分は重要ではなく、【その時、君はどう思ったの?どう感じたの?】という部分を強調して繰り返してあげる事で、相手自身が自分の事を掘り下げていくきっかけにもなります。

実際、傾聴の講習には、年頃のお子さんを持つお母さんが何人か来ていました。「子どもとうまく会話が出来ず、子どもが何を考えているかわからない」と悩んでいるようでした。

その他には、子ども関係の仕事をしている人、奥さんの話をちゃんと聞けなくていつも怒られてしまうパパ、部下の話を聞けずうまく関係を築けない社長さん、なんかも来ていました。

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親子のコミュニケーション。

時間がないと、ついついないがしろに聞いてしまったり、子どもの話にイライラしてしまったり、間違いを正そうとしてしまったり。

でも、本当は【出来事を聞いてほしい】のではなく【僕のことを知ってほしい】だけなのかもしれません。

私も、まだ未経験なのでうまくできるか分からないけど、これからの壮大な実験が楽しみです。そして、その実験をしながら、自分も人として成長できるような気がしています。

楽しみだなあ…♡

今日も、となりでスヤスヤ眠る寝息を聞きながら。中島希でした。

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2017年12月06日 | Posted in ブログ, 暮らしと子育て | | No Comments » 

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