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「育つ」のをサポートする、という視点
ある日、家に帰ると庭のすみっこに畑ができていた。
これはもう、彼の仕業に違いない。彼の大好きな番組、鉄腕DASHの影響に違いない。
実は私は、植物を育てるのはすごく苦手。なんか知らないけど、いつも気付いたら枯れてしまう。
実家にいる時は、もらってきた球根やお花はすべてお母さんに丸投げしていた。
動物も育てたことないし、仕事上でもそう。「育てられる」体験はしていても「育てる」体験はほぼ皆無に等しい。
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植えたすぐの何日かは、朝、水をあげるのを忘れて干からびそうになってしまった。彼は毎朝、家にいるわけではないから、私が忘れてしまったらダメなわけで。
最近は忘れないようにお水をあげている。
だんだん慣れてくると、お花や植物にお水をあげるのは結構たのしい。
乾いた土に水をあげると、ごくごくと美味しそうに飲み干していく。植物も潤いはじめ、クテっとなっていた葉っぱがだんだんピンッとしてくる。
「ありがとう」という声が聞こえてきそうなほど、この水を楽しみに待っていたのであろう。
水をあげている瞬間は、心が穏やかになる。
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少し前の話。
コーヒーをドリップしていたら、その光景を見たお客さんに「植木鉢に水をあげているみたい!」と言われたことを思い出した。
確かに、今思えば、植木鉢にお水をあげるのとコーヒーをドリップするのはよく似ている。
どちらも、丁寧に接することで優しい気持ちになるのだ。植物が「元気になあれ」だとしたら、コーヒーは「美味しくなあれ」かもしれない。
自分を押し出すのではなく、目の前にあるモノの様子を感じながら注ぐ。そんな感じ。
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「育てる」というと、気負ってしまうような気もするけど、もしかしたら「育つ」のをサポートするというくらいでちょうどいいのかもしれない。
「育てる」は、親(育てる側)から見た視線。
「育つ」は、子(育っていく側)から見た視線。
あくまで、「育つ」という主役は「子」である。
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土壌を整え、水をやり、周りの雑草を抜いて、育ちやすい環境を作ることは出来る。
でも、私が出来るのはそんなことまでで、実際に大きくなっていく主役は「植物」である。
お腹の中の命だってそう。
なるべくいい環境にしてあげて、栄養をしっかりとってあげて、私にできることはすべてしたいと思う。
でも、実際に大きくなっていく主役は「本人」なのだ。
お腹の中にいたとしても、一人の人間。
私にできることは、まだまだ小さな命を、一人の人間として尊重し信頼することなのかもしれない。
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そんなことを思うようになったのは、先日貸していただいた1冊の本のおかげだ。
「大丈夫やで」著者:坂本フジエ
「産む」のではなく、「産まれる」のをサポートする。赤ちゃんの力を信頼する。心配しなくても、大丈夫やで。
そんな言葉で綴られている。
「ほんまにおめでとう!」と言いながら、大好きなお客さんが貸してくれた本。
不安が、和らぐような、肩の力が抜けるような気持ちになれた。とても素敵な本だった。
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庭のトマトも、小さな実をつけ始めている。まだまだ緑で、固くて、ちっちゃな実。
この実が少しづつ大きくなっていくのを、見守ろう。
私が育てているのではなく、トマトが育っている。そんな視点でいよう。
急がず、焦らず、のんびりと。
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最後までおつきあいいただきありがとうございました。
豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
【移動販売】始めた当初の目標を振り返る
最近、感激することがたくさん起こります。
「ブログを見て、終わってしまうと知って」と言って、遠方からたくさんの方に来ていただくことです。
それも、大阪、埼玉、神奈川、千葉、岡山、などなど本当に遠くから。ときには、九州に住んでいる方が名古屋に来たついでに!と豊田まで来てくれたこともありました。
(名古屋と豊田は、実はついでというほど近くはなく、1時間くらい掛かります)
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移動販売を始めたときに、目標を考えました。
本来は目標は、数字であったり基準が明確だったり、達成したかしてないかが判断しやすいものが良いとされています。
ところが私の目標は、めちゃくちゃなものでした。
『1日、一人で良い。目の前の人の一瞬を笑顔にすること。』
もし、これが達成できたら、私の毎日は成功と言える。
小学生みたいな目標ですけど(笑)本気で、そう思っていました。
金額で目標を立てたら、お客さんを¥マークで見てしまうんじゃないか、とか。
来客人数で目標を立てたら、目の前のお客さんを数字としてカウントしてしまうんじゃないか、とか。
そんな気持ちがあったのかもしれません。
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こんな私だったから、きっと今日までやってこれたような気もします。
(今日、2000円しか売り上げがない。)そんな日があったら、普通は落ち込むし、天気のせいにしてしまうかもしれません。泣きたくなるかもしれません。
でも、私は落ち込むどころか、いつもご機嫌で帰ってました。
「今日は、〇〇さんが笑ってくれた♪」
「昨日寄ってくれた人、美味しかったって言って今日も寄ってくれた♪」
「今日は、元気が出たって言ってくれた人がいた♪」
今、目の前の人がニコって出来る瞬間をつくる。
今、目の前にいる人を大切にする。
目の前のこと、目の前のこと、目の前のこと…
そしたら、不思議なことに。市を超えて、県を超えて、こんなに遠くから来て頂くようになりました。
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私には大きなすごいことは出来ないけど、今、目の前の人をちょっとホッとさせてあげることは出来るかもしれない。
その小さな積み重ねは、自分にとって大きな自信になる。
そして、それは、きっと誰にでもできる。
ちょっと席を譲る、とか。ちょっと挨拶をしてみる、とか。ちょっと笑いかけてみる、とか。
今、目の前の人を、ちょっと大切にしてみる。
この目標がもたらしてくれたものは、とてつもなく大きかった。
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今週は、そんなことを思い出す週でした。
遠くから来てくれた方々。本当にありがとうございました。そして、いつも日々寄ってくれる方々。本当にありがとうございます。
私の毎日は、大成功でした。
豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
小さな言葉の違いが、大きな人生の分岐になる
たった一文字、されど一文字。
「◯◯でいいです」と「〇〇がいいです」
何かが欲しいとき。
注文をするとき。
お願いをするとき。
たった一文字違うだけで、大きく印象が変わります。
日々、いろんな人と言葉を通して接しているので、人の言葉の特徴を聞くことが好きになりました。
丁寧語や敬語という意味ではなくて、もっとちょっとした接続詞や自分主導か相手主導で言葉を発しているか というようなちっちゃいことです。
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たとえば、食後にコーヒーを頼みたい時。
「コーヒーと紅茶どちらにしますか?」
「コーヒーでいいです。」というのと、「コーヒーがいいです。」というのは、相手に対して全然違う印象を与えます。
「で」を使うと、妥協しているような印象になります。
「が」を使うと、本当にそれを求めているという印象になります。
言葉を受け取る相手は、どっちが嬉しいか。たった一文字しか違わないのであれば、相手も自分も気持ちのいい言葉を使ったほうがいい。
ちっちゃいことですが、こうした言葉の積み重ねがその人の人生を創ると行っても過言ではないような気がします。
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言葉は、その人の考えていることをカタチにするツールです。心で感じていること、頭で考えていることは、必ず言葉に出てきます。
もう1つ、とっても注目して聞いてしまう言葉遣いがあります。
話し手は、誰が主語の話をしているかということです。
例えば「仕事をしている」というのと、「仕事をさせられている」
1つ目は自分が主語なのに対し、2つめは主語が別にあります。
1つ目は、自分が何かをしていたり自分が動いている様を話しの中心にすること。
2つ目は、「させられている」「言われる」「聞かされている」など、誰々に何々させられている、誰々はこう思っているというような、自分以外の誰かを主語にすること。
考える時に、自分を軸において考えることと、他人を基準に考えること。
1つ目は、自分がこうしたいからこうする、という意志から。
2つ目は、〇〇さんがこう言ったからこうする、これが良いと聞いたからこうする、という他人の評価や評判から。
言葉自体は大きなことでなくても、頭の中や心の中、考え方が反映されていると思うと、やっぱり言葉は人生に大きな影響を与えるのだと思います。
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私が素敵だな、と思う人に、「させられている」「やらされている」「言わされている」という言葉を使う人はいないなあ…そう気付いた時に、私もこの言葉に気をつけるようになりました。
いろんな話を聞いていると、愚痴の大半が、この他人を基準にした言葉で語られています。
主語は、誰なのか。
それを聞いてみると、けっこうおもしろいです。
自分を主語にする人は、他人の言動にあまり左右されません。というか、いい意味で気にしていません。人が何かを言っていても、人の動向が気になりません。なので、他人を主語にすることが少ないです。
〇〇さんにこんなことをされた、☓☓をさせられかから失敗した…などなど。
もし、興味あったらぜひいろんな人の注意して聞いてみて下さい。
そして、自分の発する言葉にも注意を傾けてみて下さい。おもしろい発見があるかもしれません♪
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頭のなかで考えていることを、他人と共有することが言葉を発することである。
そして発した言葉を、1番近くで聞いているのは自分である。
発した言葉に、1番影響を受けているのは自分である。
小さな言葉の違い。それは大きな人生の分かれ道になる。
せっかく言葉をつかうなら、自分のためになる言葉を使いたいものです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
相手にとっては相手が正解。自分にとっては自分が正解。
4月のはいってから、家の雑草がものすごい勢いで成長しています。
キミ、昨日は、そんなに大きくなかったよね…?そんな調子でぐんぐん大きくなっています。
クローバーやたんぽぽ、小さな青い花が咲いているものや、紫のかわいい花びら。
緑は好きだし、初夏の香りが嬉しい反面、のび放題の草むらは蛇が隠れやすくなるので、ご近所さんの迷惑にならないためにも除草する必要があります。
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というわけで、昨日は朝から草むしり。
草をむしりとしていると、だんだん自分がゴジラになったような気がしてくる。
家の庭にも、きっと虫や植物の社会があって、それを自分が壊しているような感覚。街を破壊する、ゴジラのような感覚。
きっと、この雑草は私に抜かれるために生えてきたわけではない。だからと言って、私を困らせようとして生えてきたわけでもない。
そもそも「雑草」なんていう草はなく、どれも名前がついているはず。その中でも、家族や兄弟だってきっといるだろう。
そして、私に抜かれている草たちはどういう気持ちなんだろう?
悲しいのだろうか。痛いのだろうか。せっかくここまで大きくなったのにと思っているのか。抜かれたって、全然へっちゃらだと思っているのか。
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草にとっては、ぐんぐん大きくなり自らも成長しながら、たくさんの子孫をのこすことが正解。
私にとっては、蛇が寄ってこないように草をなるべく刈ることが正解。
私からみたら、私が正解。相手からしたら、相手が正解。
相手のすべては理解できなくても、そのことを分かっていないと自分を苦しめることになる。
夫婦喧嘩をしたとしても、相手からしたらきっと相手が正解。どちらが悪いなんてことはない。
上司からしたら、上司が正解。部下の気持ちに立ってみたら、部下が正解なのかもしれない。
接客者からしたらお店が正解だとしても、お客さんからしたら、お客さんが正解なのかもしれない。
北朝鮮からしたら、北朝鮮が正解なのかもしれない。
アメリカからしたら、アメリカが正解なのかもしれない。
でも、日本からしたら、きっと日本が正解なんだろう。
理解はできなかったとしても。
それを分かっておくことは、解決にはならないかもしれないけど、歩み寄りの第一歩にはなるのかもしれない。
草を抜きながら、そんなことを思う休日。
今日も平和でありますように。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
ハトのおじちゃんと、おこりんぼさん
駅前に、3年半。車の中から、ひたすら座って外を眺めている。
そうすると、いろんな人がいることに気付く。
その1人が、ハトのおじちゃん。
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ハトのおじちゃんは、いつもハトにエサをあげている。自分のお金でピーナツを買って、いつも持っている。ハトが近くに来ると、優しく撒く。
(一応、ハトにエサをあげるのは、糞害や繁栄しすぎで生態系を壊す危険があるため、「良い」とはされていない)
ハトは、おじちゃんのことをよく知っている。その人が来ると、一斉にその人の近くに飛んでいく。
「ハトにエサをあげないで下さい!」そう怒られながらも、こっそりあげている。
ある日、ハトにエサをあげる理由を聞いてみた。そしたら「人間が自然を壊してしまって、エサがなくて可哀想だから、ハトにエサをあげている。」と言っていた。
おじちゃんの行為は、「良い」「悪い」で言うと「良い」ではないのかもしれないけど、そこはひとまず置いておく。
そして《なぜ、この人はハトにエサをあげるようになったのか》を考えてみる。
きっと、なにか理由があるはず。
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もう一人、印象に残っているのが、いつも怒っているおこりんぼさん。
おこりんぼさんは、9割9分、怒っている。
そして、行政や民間企業、通行人に向けて怒りのメッセ−ジを放っている。
それはそれは、すごいパワーである。
おこりんぼさんは、「怒り」を見つけるがとても上手。
普通は、「なにか怒れちゃうような出来事があって、怒る」というのが一般的のように思えるが、「いつも怒りを探している」と言ったほうが近いような気もする。
こういった人は、クレーマーと呼ばれることもある。
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この2人。
表現しかたは違うけど、根本は同じなのかもしれないな、、、観察しながらそんなことを考えていた。
きっと、寂しさや「何か」を関わっていたいという気持ち、が根本にあると思う。それを表現するのが苦手で、自分に出来る精一杯の方法で社会とつながろうとしている。
そう思うと、ハトのおじちゃんも、おこりんぼさんも、そんなに悪い人じゃない。
俗に言うクレーマーさんは、多くのものを受け取ろうとしてお店に苦情を言う人もいる。でも、自分に得がないのに、怒りを爆発させている人もいる。
たいてい、普通のお店などからは出入り禁止扱いになってしまうため、その矛先は公共の場所へ向かう。
「クレーム」という目的があれば、一応公務員は耳を傾けなければいけないことになっているから、話をきいてもらえるからだ。
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些細な事だったとしても「話すこと」「聞いてもらうこと」は、人の心に余裕を与えるのではないかと思う。
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私は横浜にいる時、仕事もプライベートもぐちゃぐちゃになってしまって、身体に異変を感じたことがある。おそらく、自分の許容範囲以上のストレスを感じ続けると、自分では(大丈夫)と思っても、身体に変化があらわれる。
私の場合は、頭が毎日重くて脳が萎縮しているような感じがした。本気で脳に異常があるんじゃないかと思って、脳外科に行ってみた。でも全くの異常なし。
他には、毎日眠気がとまらなく、続けて15分運転することが出来なくなった。信号でも寝てしまいそうになるため、眠眠打破とレッドブルを通勤だけで何本も飲用。10分進んでは仮眠を繰り返す始末。(もちろん夜は寝ている)
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そんなとき、とにかく《自分と無関係な人》に自分の状況を判断してほしくて、カウンセリングに行ってみた。
そして、自分の今の状況やストレスに感じていることをすべて話した。
聞いてもらったらすごくスッキリして、自分の中の整理が出来て、そこから抜け出すためのキッカケを作ることが出来た。
一度しか会わなかったけど、その時聞いてくれたカウンセラーさんにはとても感謝している。
精神科にも行ってみたら、《うつ》まではいかないにしても《うつ状態》であるという診断結果だった。
今は考えられないけど、この《うつ状態》のときは「どうやってこの世界から消えようか」「どうしたら親を悲しませずに死ねるか」を毎日考えていた。(周りに迷惑をかけずに、と考える辺りがまだ正常な部分が残っていたと言える)
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その後、思い切ってすべての環境をリセットした。すると体調も戻り、びっくりするほど何でも前向きに考えられるようになった。
この時、ここまで追い込まれる前に「誰かに話すこと」をしたら良かったのかもしれない。今になればそう思う。
「聞いてもらうこと」で、きっと救われる人はたくさんいる。
日常的な些細な会話でも、ちょっとした悩みでも、ただの挨拶だったとしても。《誰かとつながっていること》で感じられる安心感は計り知れない。
cafebusnonでも、そんなことを念頭に置いて営業をしていた。
この先は、また別の形でそれを実践していきたいと思っている。そのための自分会議がまだまだ必要ではあるけれど。
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SNSの普及からも分かる通り、人は誰かと関わっていきたいという本能を持っているのではないかと思う。
大切なことに気付けた。自分自身に起きた出来事は、どんなことであれ財産だと思う。
この時のことがあったからこそ、今の私がいる。この一件に、今は感謝しか無い。
ハトおじちゃんと、おこりんぼさんには、そんなことを思い出させてもらった。
今度あったら「ありがとう」を伝えてみよう。
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
傷つくからこそ。恋愛の醍醐味
朝起きると、ウグイスが鳴いている。
鳥の声から感じる「春」
そんなのも、田舎の山で暮らす特権だ。
この、ウグイスの鳴き声。「ホーホケキョ」と鳴くことで有名だが、春先は鳴き方が下手っぴなウグイスがたまにいる。
「ホケキョ」「ホーケキョ」「ホッ!ケキョ」惜しい!と言ってあげたいような鳴き声のウグイス。
春先、オスは鳴き方を練習しているのだそうだ。メスにかっこいいと思ってもらうために。子孫を繁栄するために。
周りに笑われても、下手くそだと言われても、一生懸命、鳴き声の練習をしている。
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「傷つくのが怖いから、恋が出来ない」
昨日、そんな話を若い女の子としていた。そうか、なるほど。恋愛離れが進んでいるのには、こんな事情もあったのか。
恋愛の醍醐味は傷つくことにあるというのに。
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切ない、苦しい、心臓が締め付けられる。命や生死に関わるわけではないのに、そんな貴重な体験を出来るのは、恋愛の最大の素敵な所だ。
そもそも、傷つくリスクのない恋愛なんて楽しいのだろうか。
伝わるか、伝わらないかわからないからこそ、楽しい。
先のことは、分からない。だからこそ、いいんじゃないかな。
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《ずっと一緒にはいられないから、今はずっと一緒にいよう。》
これは有名なグリコのキャッチコピー。
親子をテーマに書いているけど、切ない恋として読んでみるのも、また良い。
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どんどん、傷ついたらいい。
その分、きっと誰かの傷を癒やすことが出来る。
どんどん、泣いたらいい。
その分、きっと涙の意味を知ることが出来る。
ふさぎ込む日があってもいい。
必ず立ち直れるということを、きっとこの先、誰かに伝えることが出来る。
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傷つくのは、怖いことではない。
今までより、ひとつ優しくなれる。今までより、ひとつ強くなれる。
それだけのこと。
ウグイスは、今日も誰かになにかを伝えるために、一生懸命鳴いている。
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
GWの予定です。
もう、気が付けば4月も後半。
GWの予定です。
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4月29日(土)・30日(日)
とよたガーデニングフェスタ
エコフルタウン会場
〒471-0024
愛知県豊田市元城町3-11
10時〜16時
http://toyota-hana-midori.net/gardeningfesta.html
http://toyota-ecofultown.com/
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5月3日(水)・4日(木)
メ〜テレ・八事ハウジング
〒466-0825
名古屋市昭和区八事本町16
10時〜16時
https://www.nagoyatv.com/yagoto/
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5月5日(金)・6日(土)
安城産業文化公園 デンパーク
〒446-0046
愛知県安城市赤松町梶1
9時半〜18時
GW、デンパークにはたくさんの移動販売車が集まります。
※デンパークは入場の際、大人600円・小中学生300円の入場料がかかります。
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いろんな方から、お祝いの言葉と体調を心配するお言葉をいただきました。
つわりなどはほとんど無かったので、ここまで順調に仕事が出来ました。
しいて言えば、眠気が増したことくらいでしょうか。12時間寝てもまだまだ眠れるというすごい睡眠欲です。
いつもの場所、豊田市駅の営業日は残り22日となります。
より、日々を大切に過ごしたいなと思っております。
終わってしまうから…と、遠くから足を運んでいただいたり、お手紙をいただいたり、ご連絡をいただいたり、本当に受け取ってばかりです。
今日まで続けてこられたのは、いつも足を運んでもらった方、遠くから応援していただいた方、色んな人におすすめしてしていただいた方、いつも見守ってくれた方、本当にたくさんの方々のおかげです。
私に出来ることは、目の前の人を思って丁寧にコーヒーを淹れることだけです。今まで以上に感謝の気持ちを込めてお渡しできたらいいなと思っております。
あと1ヶ月と少し、楽しみます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
過去と現在の関係【トラウマ】
過去から、現在へと時間は流れる。そして、現在から未来へ。
そう思うと、過去の出来事が現在の自分をつくっているような感覚になる。
「過去にこんなことがあったから、今の私はこうなった。」
・・・でも、それは違う。
現在の自分をつくっているモノは、現在の自分が選択しているコトだ。
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それまでは、トラウマという言葉に対して疑問を持たなかったが、アドラーの本を読んでいくうちに新しい考え方を知った。
たとえば、昔いじめられた経験がある2人の人がいたとする。
Aさんは「昔いじめられていたから、人が怖くなり信用できなくなった」と言った。
Bさんは「昔いじめられていたから、いじめを世界から無くしたい」と言って、いじめを無くす運動を始めた。
Aさんは、いじめにあったせいで、コミュニケーションが苦手になってしまったと嘆いている。
Bさんは、いじめにあったからこそ、人の気持がわかるようになったと感謝している。
どちらも、【いじめにあった】という同じ過去である。
つまり、過去の出来事が現在をつくっている訳ではない。現在をつくっているのは、過去への意味付け(自分の意識)である。
どっちを選んでもいいとしたら。
あなたなら、どっちの現在を選びますか?
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トラウマを脱却するために、過去を肯定するためには、まず現在の自分を肯定しなければならない。
現在の自分を受け入れられて、初めて過去を肯定できる。
今の自分を認めることが、トラウマから抜け出す1番の方法である。
過去の事実を変えることは出来ないけれど、過去の意味付けを変えることは、今すぐ出来る。
過去の意味付けを変えれば、過去のもつ意味は180度変わる。
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《〇〇だからこそ》この言葉を一言付け加えるだけで、ずいぶんと生きやすくなることは間違いない。
私だからこそ、出来ることがある。
あなただからこそ、こんなことも出来る。
失敗してしまったからこそ、年を重ねたからこそ、女性だからこそ、ママだからこそ、未経験だからこそ、いじめられてきたからこそ、貧しかったからこそ、一人っ子だったからこそ…
だからこそ、出来ることを。
そう思うと、いろんなことがあった過去も、すべて愛おしく思える。
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過去があなたを縛っているのではない。あなたを縛っているのは、現在のあなたです。
それを解けるのは、現在のあなただけです。
『もったいない』に対して思うこと
「もったいない」
…私の嫌いな言葉。
エコであるとか、まだ使えるとか、いつかの為にとっておく、とか。残さずに食べなきゃいけないとか。良いとされていることの意味でもたくさん使われている。
【悪い言葉】であるとは思わない。
でも、私はこのもったいないという言葉がどうしても好きじゃない。
『物質』という目で見えるものに重きを置くあまり、『その他の目に見えないもの』をないがしろにしている感じがする。
目に見えないとは、たとえば空間。
もったいないと言い、ものを取って置きすぎることは『物が無いすっきりとした空間』という価値を見落としている。
もったいないと言い、お腹がいっぱいなのに残さず食べさせることは『もう必要ない』という心の声を無視して、苦痛を伴う。食べ物を粗末にしてもいいという意味ではなく、冷蔵庫に入れるなりして次の日に食べればいい。無理して口に詰め込んだところで、食べものがない国の子に食べ物が届くわけでもないし、誰も得しない。
そもそも、食べる側が悪いというよりは、作りすぎてしまったり、買いすぎてしまったりしているのではないか、という問題を見直したほうがいいと思う。
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先日、『仕事を辞める』ということに対して『もったいない』と言ってくれた方がいた。
それは、もしかしたら、嬉しい言葉の意味で言ってくれたのかもしれない。
ここまでやってきたのに、もったいない。お客さんもたくさん来てくれるようになったのに、もったいない。
ある意味、褒めてくれているのかもしれない。
でも、私は移動カフェを辞めることに対して『もったいない』とは少しも思わない。
それはなぜなら、移動カフェを辞めたからと言って、ここまでやってきたことが無駄になるとはこれっぽっちも思わないからだ。
仕事から得たものを、物質的に考えたら、もったいないと思うのかもしれない。でも、仕事をして得たものは目には見えないけど自分の中に確実に存在している。
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この仕事を通じて、私は新たな社会の問題に気が付いた。
多くの人が、深刻だとは思っていない問題かもしれない。
でも、私の中では大きな問題ではないかと感じている。
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なので、5月末で仕事を辞め、子どもが産まれるまでの約5ヶ月、勉強をする期間ということにした。
出産後は、なかなかまとまった勉強はしづらいと思うから、すこし出産前の時間を長めに取る。
これが、早めに辞める理由。
そして、移動販売をきっぱりと辞める理由。
この移動販売を通して、得たもの・感じたもの・気付いたものを次のステージに活かす。それが仕事になるのかならないのか、今のところは分からないけど、やってみたいからやってみる。
それだけ。
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もったいない。
それは、今までのキャリアや学歴を大切にする言葉かもしれない。
もったいない。
それは同時に、新たな発想や可能性を失う言葉かもしれない。
『小さなもったいない』に囚われることは、結果的に『もったいない人生』という大きな代償を払うことになるのかもしれない。
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
初めての、デカフェコーヒー
妊娠が発覚してから、それまで習慣だったお酒とコーヒーを避けるようになりました。
ビールは、今までと違って(なんとなく美味しくない…)と感じていたので、わりとすんなり我慢しています。
(あ、でも旅行中に隣で美味しそうに飲まれるのには、実はイラッとしていました。笑)
コーヒーは、前からそんなに大量に飲むわけでは無かったのですが、それでもやっぱり控えるよになりました。
旦那さんのを淹れた時にひと口もらったり、カフェに行ったときはデカフェを注文したり、デカフェの豆を頂いてお家で淹れたりしています。
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それまで、お店で「デカフェは置いてますか?」と言われるたびに、思っていました。
(デカフェを飲むくらいなら、コーヒー飲まなかったらいいのに。カフェインあってこそのコーヒーだ!)
でも、いざ自分がその立場になって、ようやくデカフェのコーヒーの必要性が分かりました。
どうしても、コーヒー飲みたい!でも、なるべくカフェインは避けたい…
人間とは勝手なもので、自分が当事者にならないとわからないことってたくさんあります。
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で、お家で飲んだり、カフェに行って飲んだりするのですが…どうしても、デカフェのコーヒーが美味しいと思えないのです。
コーヒーからカフェインを抜いてしまっているから、仕方のないことなのもしれないけど、圧倒的に【何かが足りない感】がすごくしてしまう。
もしかしたら、美味しいデカフェの豆に出会っていないだけかもしれないし、世の中には美味しいデカフェコーヒーもあるのかもしれない。
もし、あるとしたら、早急に出会いたいです。
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なので、しばらくの間は、香りだけくんくんして楽しんでいます。
お客さんのコーヒーを落としながら、くんくんしていたら、それが私のコーヒータイムだと思って、お許し下さいm(_ _)m
そう思うと、コーヒー屋をやっていて、本当に良かったと思います。
1日に100回くらい挽きたての香りが嗅げるし、1日中コーヒーに触れていらてる♡
あ〜〜〜〜コーヒー屋で良かった♡
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PS.フロランタン、ごちそうさまでした♡
私がフロランタン好きだと知っていたのかと思いびっくりしました。とっても美味しく頂きました。そして、お手紙を読んで幸せになりました。コーヒー屋さんに悪い人はいない、と勝手に思っています♡COFFEEの彼と、うまくいきますよう、心から願っています。
ありがとうございました(๑´ڡ`๑)
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美味しいデカフェコーヒー情報、ありましたらぜひ教えて下さい♪
豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。