あ、そうだ、バイトしよ

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平和な悩みの行く末

「平和な悩みすぎて、ほっこりしちゃったよ。」

 

先日の記事を書いた翌日に、こんな感想をいただいた。

先日のブログ「私が、私を殺していく」

 

ほっこり!?ほっこりですか?!

私の頭を占領していた呻き声は、世間でいえば平和すぎる悩みだったようで、なんだか猛烈に恥ずかしくなった。自分とっては、頭の中であーだこーだモヤモヤしていることだけれど、他人からしたら、大したことなさすぎて微笑ましいとすら思われている。そういうことって、結構ある。

淡い恋心なんかが、それに当たるかもしれない。本人にとっては、いたって真剣だ。悶々と日々、頭を悩ませている。でも、他人からしたら(若いっていいわね♡)くらいにしか思われていない。

ほっこりというワード聞いてから、なんだか肩の力が抜けたような気がした。

 

そして、あることを閃いた。その瞬間、小躍りしたくなるほど、胸が高鳴った。

なんだ!なんだ!そうじゃんか!なんで気が付かなかったんだよう!私ってば、お馬鹿さん!

 

私のゆるゆるな日常

私は、家事に対して自分に課しているハードルが低い。たぶん、おそらく、けっこう低い。

2日に1回は【フリーデー】と称して、何にも家事をしなくてもいい日、ということにしている。気がノる家事はするけれど、気がノらない家事はしない、という日だ。

何にもしなくてもいい、とはいえ最低限の【つむつむの食事とお世話】はする。でも、洗濯は気分が乗らなければ翌日でもいいし、完璧に掃除なんてしなくても死にはしない。自分の食事を作るのが面倒くさければ、昨日の残りとか冷蔵庫にあるものを食べればいい。

つむつむと遊んで、お昼寝中には焙煎か読書をして、起きたら、またつむつむと遊ぶ。それだけの日。「やらなきゃ!」というストレスがたまらないし、私にとっては心地よい。

そして、そんなゆるゆるな日を2日に1回も設けているものだから、思ったよりもヒマ、なのだ。

 

いや、ヒマというのは専業主婦への誤解を招くし、語弊があるかもしれない。

家事を一生懸命していたら、ヒマなんていうことはありえない。ヒマならば、家事を一生懸命しなさいよ!という話である。しかし、私の場合は、家事を最大限に手を抜いてリラックスした結果、ヒマだということになっているのだ。家事を一生懸命完璧にする、という選択肢はない。

だけれど、常になんにも考えなくても生きれる、頭の余白が多すぎて考え事が何一つない、という状態なのである。最高に幸せではあるのだけれど、緊張感が無さすぎるような気がしてしまう。

 

それに、恐怖を感じることもある。

恐怖、というのは自分自身に対しての、恐怖だ。お金に対する恐怖でもなければ、社会に対する恐怖でもない。このままぼーっと生きていたら、脳みそのシワが無くなるかもしれない、という恐怖だ。

そんなに考え事が欲しければ【家族のことや家事のことを一生懸命考える】という方法だってあるのだけれど、そういうわけでもない。趣味に対して、もっと積極的に向かうというのも一つの手ではあるのだけれど、それもいまいちピンとこない。

そもそも、私がいくら家族のことを一生懸命考えたところで、家族のメンバーそれぞれにしか自分の幸せは判断できないのだから、私はその基礎を作ることしか出来ない。だとしたら、それ以上私が考えても仕方がない気がしてしまう。【あなたの為にこんなにしている】は、押し付けでしかない。

あれこれ家族の心配をして神経をすり減らす、という繊細さも持ち合わせていない。

さらには、趣味を作って没頭することが苦手だということに、仕事を辞めてから気付いてしまった。

【自分を喜ばすことが趣味・相手を喜ばすことが仕事】という言葉を以前見たのだけれど、まさにその通りだと思う。私は自分を喜ばすこと(趣味)に、さほど感動を覚えないタイプらしい。趣味を作って取り組むことに真剣になれない。それよりも、相手が喜んでくれそうなことを考える(仕事)の方が楽しい。その喜びの方が、断然大きい。それをバリスタという仕事を通して知ってしまった。(趣味も極めれば誰かを喜ばすことができるのだけれど、それが前提ではない。)

 

子どもを預けたいわけじゃないけれど、一緒にいたいけれど、仕事もしたい。欲張りだけれど、どっちもしたい。

そんなこんなで悶々としていたのだけれど、解決の糸口が見つかった。私にとっては、なんで今まで気付かなかったのだろう!という大発見だ。

働ける!という発見

 

我が家の旦那さんの勤務は、朝行って夜帰ってくるような、いわゆる通常の勤務ではない。一回の勤務時間が長く、その分、次に仕事に行くまでの時間も普通より長い。

仕事がない日の夕方から夜の数時間であれば、無理なくつむつむを見ておいてもらえるのでは…。

そうして仮定してみると、週に2、3回働いたとしても、家族でまるまる過ごせる日が週に1、2日は取れる。そして、いつか働いてみたいと思っていた本屋さんという業種で、ちょうど夕方から夜の時間帯でバイトが募集されているではないか!

なんだよう!なんで気付かなかったんだよう!私ってば!

 

というわけで、早速来週、バイトの面接を受けることにしました。善は急げ。(この体が勝手に動いちゃう感じで、自分の本心が分かる)

やっほー!バイトなんていつぶりだろう。ものすごい未経験初心者だけど、本屋さんで働きたいなあ。受かるといいなあ~。

*********

ちなみに、旦那さんに「預けなくても働ける!世紀の大発見!」ばりに本屋さんで働きたいということを熱弁プレゼンしたところ「そんなに、働きたいんだね(苦笑)それなら、やってみたら?」と承諾してくれました。最高かよ!♡

ここ数日、ご機嫌が止まらない。ナカジマノゾミでした。

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コメント4件

  • うりぼー より:

    おお!
    本屋さんで働きたかったのですね!!
    てっきりカフェかと笑

    またいつかお会いできるかな!

    つむつむ君にもお会いしたい!!

    • nonnon より:

      うりぼーさん

      一生で一度はしてみたい仕事のなかに、本屋さんがランクインされていました♩
      やっぱりコーヒーの相棒として、本は外せなくて^^

      今の所ところ妄想ですが、コーヒーと本の仕事を何か生み出せたらいいなあと思っています*
      楽しい妄想です♡

  • たまごサンド より:

    cafebus non時代は
    相手のことしか考えてなかったんじゃない。
    その反動?(笑)

    これは本屋さんに行かないと!!

    • nonnon より:

      たまごサンドさん

      脳みそのシワなくなるってやばくないですか?笑

      そういえば、あの浜松の本屋さん(カギヤビルの)また行きたいなあ。
      本とコーヒーの仕事を考えているのだけれど、本が置いてあるだけのブックカフェはちょっと違うし。

      なんてことをぼんやりと考えています^^♩

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