後ろ向きで、前へ進む
後ろにしか進めない人は、前に進めるのか
もうすぐ生後7ヶ月のつむつむ君。寝返りが出来るようになって以降、手の力で床を押して家の中を探検しています。
マットの上に寝かせておいても、全然違うところで唸ってる。この前も、洗濯物を干している間に土間に落ちそうになっていました。
ハイハイで前に進めない分、自分の意図していない後ろ方向に進んでしまうようでいつも「うぎゃー」と怒っています。
怒ってはいるものの、前と違って「動く」という事ができるようになった分、なんだかちょっと楽しそう。行きたい方向に行けないのはもどかしいけど、あとすこしの間はこの後ろ向き走行スタイルを見守りたいと思います。
この、後ろ向きにしか進めないという現象。後ろ向きなら進める、という現象。ゴールに向かって前に進むことが出来ない分、一見、ゴールにたどり着けることがないんじゃないかと思ってしまいます。しかし、自分の向きさえかえれば、行きたい方向に行くことも出来ると言えるのではないでしょうか。
お尻から、ゴールに近づいてもいいのではないか、と思います。
後ろに進んでしまうのが向かい風のせいならば
向かい風がある時、いつものちからで漕いでもなかなか前には進みません。頑張って、頑張って、やっと進んだ!と思っても、一瞬の隙きを突いて押し戻されてしまうこともあります。
風向きは自分の力で変えることは出来ない。
そんな時は、自分の帆の向きを変えればいい。
一直線にゴールへは行けないけれど、帆の向きを変えれば遠回りしてでも進むことが出来る。
他人と風向きは変えられないけれど、自分と帆の向きは変えられる。向かい風を利用する。
追い風ばっかりの人生ではない。でも、向かい風ばっかりの人生でもない。いつでもすいすい進んでいるように見える人は、向かい風を上手く利用している人かもしれないです。
後ろ向きでも、前に進める
そのためには、今どの方向から風が吹いているのかをキャッチするチカラがいります。それには、目をつむって五感を研ぎすませて、感じること。
今は、遠ざかりながら「んンま’’ま’’あ’’〜〜」と私を呼ぶつむつむ君。もがいてもがいて、後ろに進んじゃう愛くるしい姿も、今だけの可愛さとして胸に刻んでおきます。
つむつむくん、今日もお腹で家の中のお掃除お願いします。ナカジマノゾミでした。
コメントを残す