ゴディバの提案「義理チョコやめませんか」
先日、ラジオを気いていたら、興味をそそる話題が流れてきた。
チョコレートで有名なゴディバが、今年のバレンタインデーを前に新しい提案をしているという。
「もっとバレンタインデーを好きになってほしいから。日本は、義理チョコをやめませんか。」
これ、本当にそう思う。
いや、義理チョコが悪いんじゃない。
「あげたくないのにあげるという選択をしておいて、影で文句を言っている女性の愚痴を聞く」のが、本当に嫌なのだ。
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小さな会社で働いていた時、2月が近づいてくると「うわ~もうバレンタインだ。今年、どうする?」と女子社員の間で会議が行われていた。毎年みんなでお金を出し合って、男性社員にチョコレートを渡していた。
そこには内心(うわ~面倒くさい~)という空気が流れていた。
私はどっちかというと、上司や社長が好きで、すごいお世話になっていたから”あげたい派”。バレンタインは日頃の感謝を伝えるきっかけをつくってくれるいい機会だ。
でも全員が全員そうじゃなくて、嫌々という人もいて。
そんな空気が面倒くさくて「嫌な人はあげなくていいんじゃないですか?私、個人的にあげるんで。」と言ったら、気まずい空気が流れた。
そういうことは「抜け駆け」になって女子に嫌われる要因になるらしい。なんてアホらしい。
いかにも日本的な発想だ。
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進んであげたい人はいいけど、嫌なら辞めたらいいのに…
そう思うことは他にもある。
最もたるのは、年賀状。
送りたい人に文句を言うつもりはない。送りたいのなら、送ったほうがいい。でも、面倒くさいと言いながら送っている人を見ると、はてなマークが浮かぶ。送りたくないなら、送らなきゃいいのに…
とにかく《自分でやりたくないことを選択しながら、文句を言っている人》が好きじゃないのだ。
これをしなかったら、嫌われるんじゃないか、とか。みんながしているから、とか。周りに変に思われるんじゃないか、とか。
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自分でそれを『選択』をしておきながら、それに対して愚痴を言っている大人にはなりたくない。
これは、20歳の時に思ったこと。
自分で選択したことや、自分で選択した会社に文句を言うのって、超、格好悪い。
それは、自分を否定しているのと同じことだ。そんなに嫌なら、そこから離れればいい。格好悪い大人には、なりたくない。
その気持ちは、今も健在だ。
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あれ?バレンタインの話から、辛口な話になってしまった。
…とにかく。もっと自分の気持ちに正直に生きたほうがいい。バレンタインは、あげる側がワクワクする日。女の子にとっての、最高にときめくイベント。それが、憂鬱な日になってしまっては本末転倒。
「日本は義理チョコを渡さなきゃいけないみたいな風習、辞めませんか。」に一票。
そして、「いつもお世話になっている人に、ありがとうを伝えるいいきっかけの日」という、本来のバレンタインをもう一度思い出そう。
付箋1枚でもメモ1枚でもいい。そこに、チョコレートがなくてもいい。
「いつも、ありがとう。」その気持ちをちょっと思い出して伝えるキッカケの日になればいい。
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今年のバレンタインは、好きなケーキ屋さんのザッハトルテを予約しています。これから取りに行きます。
「いつもありがとう」を思い出す日、なんて素敵なことを言っておきながら、自分の食べたいケーキを予約してご満悦♡
バレンタイン最高!中島希でした。
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コメント7件
ちなみに、
> そんな空気が面倒くさくて
> 「嫌な人はあげなくていいんじゃないですか?
> 私、個人的にあげるんで。」と言ったら、
> 気まずい空気が流れた。
これ、めちゃウケました(笑)
お久しぶりです(*_*)
2月14日は煮干しの日でもあるんで、義理煮干しでもいいと思います(´・ω・`)
僕は会社に煮干し持っていったら大好評でした!
この広告を受けて、
あの「ブラックサンダー」が
「よそはよそ、うちはうち。
みんなちがって、みんないい」
ってコメントしてましたね。
こういうの好きです!
自分自身の立場で考えて、
自分の責任で行動する。
これができていれば、
周りがとやかく言うことではない。
という、良い例だと思いました。