わたしと本の関係
最近、よく図書館に行きます。
図書館には膨大な本があります。時間がないときには1冊の選択に時間がかかるのを懸念してあまり行かなかったのですが、今はたっぷり時間があるのでものすごく棚とにらめっこしてます。
図書館に行くと、3~4時間かけて10冊くらいを選び、1週間後に返却がてらまた借りていくというルーティーン。
興味のあるゾーンから、目に付いた本をひたすら開いて、ピンときたら借りる。こなかったら、戻す。
それを永遠繰り返しています。図書館って、なんて素晴らしい施設なんだろうと改めて感じています。
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仕事を辞めてからも、接客関係の本や、人間関係の本、マーケティング関係の本、やる気が出てくる本、思考方法の本、など仕事関係の本に興味があるようです。最近は、あえて何も考えなくても読めるゆるゆるのエッセイや小説も少しだけ取り入れるようになりました。
でも、やっぱり興味があるのは、現実的な本。
そして、本を読んでいて特に心に残る文章や項目って、自分が強く共感した部分だったりします。
「こんな風に考えていたのは、私だけじゃなかったんだ!」とか。
「そうそう、この問題を私も抱えていた!そうやって解決できるんだ!」とか。
「この著者さんと考え方が近いな、親近感が湧いちゃうな。」とか。
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昨日読んだ本には「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」に対する違和感が綴られていました。
私も接客をしていて、「記号としてのいらっしゃいませ」や「ありがとうございました」に対する違和感がかなりあったので、なるべく使わないようにしていました。
※(「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」って、いい言葉だとは思うんです。当たり前のようにどのお店でも使うし、接客用語の大切な挨拶だとも思います。でも、同時に、お店側からの目線だけで発している言葉なんじゃないかとも思うのです。
私は「いらっしゃいませ」と言われるより、「こんにちわ」と言われる方が好きだし、「ありがとうございました」と言われるよりは「いってらっしゃい」や「良い1日を」「また明日」という言葉の方が、お店側の一方的な言葉ではないから好き。この辺は、個人の感覚かもしれないです)
昨日の本を読んだ時、もしかしたらそんなことを考えている人って結構いるのかも…と心強い気持ちになりました。
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そもそも、自分とまったく考えの合わない著者さんの本は、全然読む気になりません。そこから学べることも多いはずなんですが、読んでいて楽しくない。
無理して楽しくない本を読むのは時間の無駄だと思っているので、途中で「この本ぜんぜん進まない」と思ったら、そのまま閉じて返却します。
最後まで読むことが目的ではなく、読んでいる間に心地よくなれるのが目的。
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私は、自分自身を肯定する手段として「本を読むこと」をしているのかもしれないです。
【自分で自分を肯定してあげれれば、それでいい】と、わかっているのに、なかなかそれが難しい。だから、私が私を肯定する手段として本を用いているのかもしれないです。
(そう思うと、なんて利己的な理由で本を読んでいるのだろうとも思いますが、誰にも被害がないから良しとします。)
心ゆくまで読書に没頭できる日も少なくなってきました。本とわたし。良好な関係であと2か月過ごしたいと思います。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。今日は何の本を借りようかな。中島希でした。
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コメント4件
3年程前にたまたま通りかかって一度だけコーヒーを頂いたことがあるのですが、ふと思い出し行ってみようと調べたところこのブログを読み寿退車されていると知りました。
当時のことを思い返すと、傷心中だった私は元気付けられました。明日もがんばろうって。
今はこのブログを読んで、元気、頂いております。
ありがとうございます。
いろんなことを感じ考えるのってやっぱ大切なんだなと気付かさせて頂きました。
勝手に頂いてばかりですみません。
これからもチェックさせてイタダキマス‼︎
久しぶりにブログ拝見しました。
相変わらずお人柄があらわれるような文章ですね(^。^)
って知ったかしてますが1回しか会ってません(苦笑)
しっかりとした自分の意見を持ち、かといって他人に強制する訳でもなく時には自分の言葉が変に解釈されないようにフォローもされている。
私も本屋や図書館大好きです。
子供連れて行くと中々自分の好きなジャンルに行けませんが(^_^;)
でも、不思議と本屋行くとしたくなるんですよね(笑)
っでトイレ行くとしたくなくなる。
で戻るとまたしたくなる。
行ったりきたりで挙動不審な変な人(苦笑)