『プライドが邪魔をして、◯◯出来ない』のは


『プライドが邪魔をして、◯◯出来ない』

この言葉に、大きな違和感を持つ。

プライドを、あなたの前に立ちはだかって邪魔をする壁ととらえるのか。

それとも、見守って支えてくれている自分の柱ととらえるのか。

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プライドを辞書で引くと《誇り》という言葉が出てくる。他には《自尊心》

「プライドを持って、仕事しています」

そういうと、仕事を任せた方は安心感がある。彼ならきっと大丈夫だ、と思う。プライドを、自分を奮いたたせる道具として上手に利用している。

「自分の仕事に、誇りを持っています」と言い換えることも出来る。

でも、プライドを言い訳にしているのを聞くと、途端に「そんなプライドいるの?」と言いたくなってしまう。

「プライドが邪魔をして出来ない」とは言うけど、「誇りが邪魔をして出来ない」とは言わない。

誇りとプライドは、必ずしもイコールではない。

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自信とプライドにも大きな関係があるようにも思う。

自分に自信がある、と一口に言ってもどの部分に自信があるのかで心の安定は大きく異る。

容姿やスタイル、学歴や肩書、外側の自信というのは誰かの価値観の上に成り立っている。周りが自分をどう評価しているかを感じ、それに対して人より優れていると感じるから《自信が持てる》

ただ、自分の今いる世界を出てしまえば、簡単に崩れることもある。例えば、もっともっと優れている人がたくさんいる環境に移動した時。その自信は、保てなくなる。(そのおかげでさらに成長できたりするから、悪いとは限らない)

それに対し、内側の自信というのは崩れることがない。自分の心の中に誇りと自信を見出している。武器も飾りも、学歴も資格も肩書も、過去の栄光もなんにも持っていない、ハダカの自分を信じるということ。

それが、本当の意味で《自分に自信を持っている》ということなのではないだろうか。

基準を決めているのは自分で、誰かとの比較で保っているものではない。

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外側の自信が相対評価だとしたら、内側の自信は絶対評価、だ。

相対評価は、全員が5を取ることは出来ないから、自分が5を取るためには、誰かを1や2だと見下さなければいけない。

絶対評価は、全員5でもいいのだ。誰かを見下す必要がないし、自分を卑下することもない。私も素敵だし、あなたも素敵だね、ということ。

だから内側の自信がある人は、相手を見下さない。絶対に。

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そして、内側の自信があれば、プライドを自分を邪魔する壁だとは捉えず、自分を支えてくれる柱だと捉えることが出来る。

プライドと、誇りと、自信。

似ているようで、意味合いはすべて異なる。微妙な日本語のニュアンスだからこそ、会話や自己を表現する時に、誤解を生む。自分のことですら分からなくなってしまうときもあるほど、だ。

でも、この繊細な違いを感じ取れる日本語を、深く掘り下げながら相手のことと自分のことを考えるのが好きだ。

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今まで壁となって自分の心を守ってくれていたプライドに感謝を告げよう。

そして、自分という人間を支えてくれる誇りを持ち、なんにもない自分を信じてあげよう。

それが、自分の心と同時に、誰かの心をも救う日が必ず来る。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。

2017年01月10日 | Posted in ブログ, 生きるシアワセ | | 4 Comments » 

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コメント4件

  • KT より:

    のんちゃん、おはよ。
    プライドって誰が最初に言ったんだろう??
    この前のブログで僕が言いたかったことが書いてありました。

    僕は仕事を依頼するとき、
    「プライドを持って・・」と言われてもピンときません。どんなところに?となります。
    「この仕事に誇りを持って・・」のほうが安心できます。
    自信とプライドの関係は大きいよ。
    もう、何度も見てきたけど、今の環境からちょっと出ると簡単に崩れるんだよね。
    本当に自信、プライドを持ってる人は、自分よりも優れた人の意見に素直に耳を傾け吸収できる人だと思う。

    僕は「プライド、自信、誇り=人生の経験値」と思って、これに新しいトッピングが追加されて成長していくものだと考えています。

    • non より:

      KTさん

      プライドって、英語を日本語でかなり意味合いが変わってくるみたいですね。
      人生の経験値、これ本当に大切だと思います。
      いろんなことを経験したら、色んな気持ちがわかるようになる。
      知っている、と、やったことある、と、やっている、は全然違う。

      大きな器の人になりたいものです♪

  • ねぶ より:

    のんちゃんこんばんは^^
    なんとなく久しぶりな感じですね♪

    プライド、誇りですかぁ。そうですねぇ。

    「プライドが邪魔をする」って確かに良く言う人がいますねぇ。自分は単純にこういう人は

    「あぁ、自己中心的なんだなぁ。誰かに何か言われて嫌な事だとしか思わないから、自分はこうだからプライドが邪魔をするって言い訳してるんだなぁ。だから理解をしようとしないで、己を貫く人なんだなぁ。」と。

    こういう人って良く【プライドが高い人】とか言われちゃいますよね。でもその【高い】って評価の基準も曖昧かなって思っちゃう。だから単純に自己中心的な人なんだなって思うだけ。だから何が良いとか悪いとかでもないし、そういう人だなって思うだけ。

    じゃあプライドや誇りの持ち方や、使い方って何だろう?

    「プライドを持ってやってます!」
    「誇りをもってやってます!」

    自分はこれに二種類の表現や意味があるんじゃないかと思います。

    一つは、最初に言うだけの見栄やハッタリ。確固たる自分自信を持っていないにも関わらず、こう言っておけば
    「あ、この人自信があるんだな。素敵だな。信頼出来るかもしれないな。」
    って感じさせる言葉だけのプライド。
    でも、【自分を奮起させるために】そう表現したい言葉にしている人もいるかもしれない。なので良いとも悪いとも言えないですね。

    もう一つは、プライドを持たないというプライド。自分を壊したりでも、自分を晒したりでも、何をしても恥ずかしくない、何をしても迷惑をかけない、何をしても人を愛し愛される。
    その為にプライドを持つことを捨てるプライド。信念に近いものなのかな。こちらも良いとも悪いとも言えない。

    あくまで自分の解釈の中でのプライドなんだけど、どっちも頑張ろうとしたり、何かを成し遂げたいとか、何かを守りたいって気持ちもあってのプライドや誇りなのかなって思ったりしますね♪

    • non より:

      ねぶさん

      そうか、プライドが邪魔をする、は自分に対して言い訳であり、心を守る口実かもしれないですね。
      プライドを持たないプライド、、なるほどな〜。
      本当に上の立場の人とかは、意外と腰が低かったりする。
      もしかしたらこういうところがあるのかもしれないですね♪

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