《一期一会》出会うこと。
先日、お客さんがこんなことを言ってくれました。
『僕がココにくるのは、コーヒーと店主だけではなくて、いつもまったく知らない人に出会うのがおもしろいから』
そんなことを教えてくれました。
『あなたに会いたくて』『コーヒーが飲みたくて』と言ってもらうのもすんごい嬉しいのですが、こうした視点で来てくれるお客さんがいるっていうのが私はとっても嬉しかったりするのです。
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普通のカフェって、隣のおじさんが話しかけてくるとか、そうそう無いと思うんです。カウンターの喫茶店だったり、バーだったり、スナックあたりだと日常茶飯事なのかなとも思うのですが、普通の飲食店だとあんまりない光景。
特に、若い人がいくようなおしゃれなカフェだと、ほとんど考えられないような光景。
通りかかりのおばあちゃんが、急にみんなに飴くれたりとか。笑
でも、NONでは毎日がそんな当たり前のように、一期一会の会話が生まれていたりします。
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おじいちゃんと若い人が気付いたらめっちゃ仲良くなってたりとか。子どもを連れたお母さん同士が世間話してたりとか。
私はそういう光景を見ているのがとても好きです。
なんか、いいな。今日も平和だなって思うのです。
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知らない人と話すことなんて、特に若い世代になるにつれて機会がなくなっているような気がします。自分たちは、知らない人についていっちゃだめ、話しかけられても気を付けなさいと、育てられてきたし、今の子はもっと、警戒しなさいと教えられているのかもしれません。
学校、部活、塾、バイト、会社、サークル、趣味、友達…
たしかに、そういう出会いは大切にしたほうがいい。
でも、一期一会、その場だけの瞬間を共有するのもけっこうおもしろかったりします。
もう、二度と会わないかもしれない。だからこそ、価値が有ることもある。
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もう会うことはない、かもしれない。
でも、また、会えるかもしれない。
きっと、また、いつか会える。
日々、そんなことを思いながら営業しています。
NONは今日も、平和です。きっと。
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最後までお付き合い頂きありがとうございました、豊田市駅の移動カフェ cafebusnonの希でした。
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コメント6件
のんちゃん、おはよ。
一期一会、まさにNONはそんな感じだね。
僕も珈琲好きだから、色んなお店で飲んでるけどNONが好き。
美味しい珈琲に引き寄せられて人が集まり輪になって楽しむ。その光景を、のんちゃんが優しく見守る。
珈琲好きだし、話をするのも好き。この二つを満たしてくれるNONが好きです。
僕も常連さんになってきたのかな?
のんちゃんこんにちは^^
一期一会。好きな言葉ですね。
二度と訪れないかもしれない、その時の出遭いや雰囲気。
人と人との出遭いだけに限らずあると思うんです。
自分は料理をする時に、レシピが無いんです。プロの人から見て良いのか悪いのかわからないのですが、頭の中で素材と調味と驚きと楽しさをぐるぐるぐるぐるさせて、ポンッ!!ってな感じで調理スタート。そして味見はしっかりしながらちゃんと楽しく美味しく食べられる物を作る。しかしレシピは残らない。残さない。
本来なら、レシピを残してまた次に作るときの為にやるんだろうけど、それじゃあ面白くないかなって思うんです。作る方も食べる方も。だから二度と同じものを作れないんです^^;
でもあくまで自分の考えですが、こんな感じで自分の料理を例えるなら
【一食一会】
ですかね^^;
でも手作りの物って二度と同じものは無い。例えチェーン店の牛丼などでも、ピッタリ同じものは無い。
だからこそ価値観があったり、その日その時でコンディションの良し悪しがわかったりする。
だからこそそれが楽しかったりする。
だけど一生に一度しか出遭わない事でも、二度あったらもっと楽しかったりもするのかな♪
だとしたらレシピ残そうかな(;^_^A
おはようございます。
cafebusnon の、その雰囲気が大好きです。(^ ^)V