「いつかは店舗を持ちたいですか?」に対して
移動販売をしていると、必ず聞かれる質問がある。
「いつかは店舗を持ちたいですか?」そう質問する気持ちもよくわかる。店舗への道筋の一つとして、移動販売を経験し、そこから店舗を目指すという形。実際に、そうやってお店を持った人もたくさんいて、すごいなーと思う。
ただ、私にとって、その質問の答えは「NO」4年やってみて、改めて出てきた答え。
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店舗は店舗、移動販売は移動販売。そのふたつは似ていても、まったく違うんじゃないかと思っている。そもそも役割が違う。
移動販売では、品質を最高級レベルにするのは、いろんな意味でちょっと難しい。移動販売車として出来る範囲で、最高に保つことはできるかもしれないけど、まったく同じ状態で【店舗】と比べた場合は、必ず劣る。
食材の保存方法、調理器具の使える環境、食べるための食器、お客さんの食事スペース。
できる限り、良くすることはできるけど、完璧な状態ではないわけです。
コーヒーで言えば、湿気や気温は大敵。ほとんど外で営業しているような移動販売の場合はもろに影響を受ける。風が吹けば、手元に多少なりとも影響が出てくる。気温が下がれば、ドリップしていても温度が下がることもあるし、使える電気の容量も限られている。紙のコップで飲むのと、陶器のカップで飲むのでは感じ方も大きく変わる。
《最高級なもの》を提供したい人にとっては、向かないような気がする。
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このような点は、移動販売の欠点かもしれない。
だから、こんな欠点を踏まえた上で、それよりも移動販売のいい点に魅力を感じた人は、もしかしたら移動販売を選ぶのかもしれない。
じゃあ、それを上回る移動販売の魅力ってなんだろう?役割ってなんだろう?ちょっと長くなりそうなので、次のブログにまとめます。
わたし的な、移動販売の魅力と役割について。
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最後までおつきあいいただき、ありがとうございました、豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
のんちゃんこんにちは^^
移動販売と店舗。確かにいろいろと違いはありますね。
それぞれに便利なところも不便なところも。良し悪しですね。
続きがあるのですね!興味深いです^^