【W杯ポーランド戦】大切なのは、目的が何であるか

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日本対ポーランドで試合を観て思うこと

 

昨日は早々に家事を済ませ、息子を寝かしつけ、W杯ポーランド戦を観るためにノンアルビールとつまみを用意してテレビの前でワクワクしながら今回初のサッカー観戦をしていました。

川島さんのナイスセーブにときめきながら、宇佐美さんのシュートに歓声をあげながら、ドキドキしながら。

後半の失点してからは、より観るほうにも力が入っていました。

しかしそこから、状況は一変。

セネガル対コロンビアの速報が入ってきて、日本はこのまま「何も起きなければ決勝進出が出来そうだ」という状況になると、パスを回して負けているのに試合を放棄するという不思議な時間になりました。当然、ポーランドも現状は勝っているのだから無理に取りに来ない。日本は、この試合に負けてもイエローカードやレッドカードをもらわなければ決勝に行けそうなのだから、無理はしない。

W杯とは思えないような数分間でした。
 

目的は、決勝に行くこと

 
日本にとって、この試合の目的は決勝に行くことであって勝つことではなかった。だから、この作戦は目的に沿っているとも言える。

どれが一番高い確率で決勝へ行くことができるか、と問えば一番いい手段だったかもしれない。(でも、最後の最後でセネガルが得点して状況が変わっていたら、悔いても悔やみきれなかったかもしれない。ある意味、ものすごく賭けである。)

目的は決勝に行くことなのだから、全然間違っていない。

でも、もし、「観客を熱狂させる最高のプレーをする」という目的だったのであれば、こういうプレーはしなかったはず。

しかし現実には「観客を熱狂させる最高のプレーをする」という目的だけでは、勝利を掴めない時もあるのかもしれない。選手にとっても監督にとっても、もどかしい時間だったかもしれない。
 

だから、目的の設定が大切

 
一番芯にしている「目的」というのは、本当に大切なのだと思う。それによって、そこに向かう人の行動は大きく変わる。仕事だって一緒だ。何を目的にしているのか、という理念で、行動の一つ一つは大きく変わる。

素敵だなと思うお店や企業の手段を真似する、という人はよく見かける。でも本当に大切なのは目的だ。なぜ、その手段を選んだのか、どういう目的だったのかというところを知ろうとしなければ、手段だけ真似をすることに意味はない。

そして「自分にとって明確な目的の設定」があれば、複雑に見える選択が極めてシンプルな選択だということに気付くこともある。

なんで、そうするの?なんで、それをするの?という目的が自分の中でしっかりと腑に落ちていれば、選択はシンプルになる。そして、外野からのブーイングにも耐えられる。しっかりと目的に沿ってさえいれば、手段は想定外のものだったとしても周りの批判にも負けない精神力を築ける。

何はともあれ、日本、決勝進出おめでとう。

決勝で「観客を熱狂させる最高のプレー」が観れることを楽しみにしています。ナカジマノゾミでした。

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2018年06月29日 | Posted in ブログ, 働くシアワセ | | No Comments » 

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