《自分》とは、自らに分け与えられた部分である。
自分は、こう思う。自分は、こうする。
昔は、《自分》っていう言葉をこんなに使うことはなかったし、自分について考えることもこんなにはなかったような気がします。
自分勝手、自分主義、自分中心、そういう意味合いで使われることも多い言葉。いい意味でも、悪い意味でも、主張が強いような気がする、この《自分》という単語。
自分を知るために、そもそも《自分》自体を解釈してみました。
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自分という字の【自】は、みずから、という意味があります。
そして【分】は、わけ与えられたぶん、ある範囲の分量、区別されたもの、という意味があります。
つまり、自分とは…
世の中から、自らに分け与えられた分である。
世界の中で、自らに分け与えられた分。自らが担う役割。
そう思うと、自分って自分以上の何でもないし、誰かに何かを強要することもできない、という意味があることに気付きます。私は、私の部分しか決められないし、あなたはあなたの部分しか決められない。
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自分を大切にする、とは自らに分け与えられた部分を大切にするということ。自分を愛する、とは自らに分け与えられた部分を愛するということ。自分を信じる、とは自らに与えられた部分を信じるということ。
あなたは、あなたに与えられた部分を大切にする。私は、私に与えられた部分を大切にする。
それを理解することが、相手を尊重するということなんだと思う。
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そして「私には自分がない」と悩んでいる人へ。
生きている以上、自分がないということは、ないんじゃないかと思うのです。生きている、ということは、あなたに与えられた部分《役割や、自分が担う部分》が必ずある。
「自分がない」と悩んでいるあなたがいる。だから、「自分はある」んです。悩むことができるってことは、「自分がある」生きている以上、自分はある。得意なことがなくても、何にも持っていなくても、存在しているだけで「あなたはある」
ないものを数えるより、あるものを数えた方が、ちょっと毎日は楽しくなる♪
自分を生きるとは、地球上から自らに分け与えられた役割を精一杯担うこと。
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最後までお付合い頂きありがとうございました。豊田市駅の移動カフェcafebusnonの希でした。
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