妊娠発覚時の気持ち。妊娠32週
気がつけば、妊娠9か月にはいっていた。
週でいうと、32週目。
7か月あたりから、子宮が胃を圧迫するからか食欲も落ち着き、気になっていた体重管理も今のところ順調そう。(1日1つと決めたアイスは、まだまだ止められそうにないけど、これは良しとする。)
一応、予定日は10月17日だから、順調に行けばあと約1ヶ月半。
もうすぐ、赤ちゃんに会える。
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妊娠発覚は2月の半ば。
豊橋の図書館に出店の日。少し家を出るのが遅くなって朝ごはんを食べられず、ドライブスルーで朝マックして食べながら向かうことに。
午前中から胃のムカつきが止まらなくなり(久々に食べたら、ハッシュポテトの油が合わなくなったのかな~)と思いながらやり過ごすも、なんだか違和感を感じる。※あんまり繊細な体ではないから、いつもだったら多少ジャンクフードを食べようとなんてことない。
なんかよく分からないけど、女の勘で(もしかしたら…)とその日は1日そわそわ。
ここのところビールが1缶飲みきれなくなっていたこと、あんまり美味しく感じなかったことを思い出し、ますます(もしかしたら…)が強くなる。
その日の帰り道に、妊娠検査薬を買って薬局で検査してみると。
【…陽性】
薬局のトイレだというのに、泣いた。
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早く旦那さんに言いたい!と、帰りを急ぐ。(たぶん、こらえきれなくて運転しながらめっちゃニヤニヤしてたと思う)
「ただいま~!ねえねえ、お土産あるよ~!」と言って、妊娠検査薬を差し出すと「え?え?え?」とはてなマークが浮かんでた。(そりゃあそうだ)
嬉しかった。とにかく、嬉しかった。
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初めて、心拍が聞こえた時。感動して、また泣いた。鼓動があるっていうだけで、こんなに幸せな気持ちになるということを知った。
こんなに小さいのに「生きている」
初めて命の始まりを目の当たりにして、奇跡かと思った。
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母子手帳をもらいに行った日は、たまたま自分の誕生日の日だった。
説明されながら、母子手帳を目の前にして(わたし、母親になるんだ…)そう思ったら、ポロポロと涙が止まらなくなった。説明してくれたお姉さんは、とても心配してくれた。不安で泣いているか、何か事情があるか、と思ったに違いない。
でも、そうじゃない。ただただ、嬉しくて幸せだったのだ。
大切な誕生日プレゼントになった。
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仕事、どうしよっか。安定期に入ったら、みんなに言わなきゃ。その期間は、そのことばっかり考えていた。
あと、2か月で辞めよう。そう決めてからは、1日1日がこれまでよりさらに特別なものに思えた。
お客さんは、みんな妊娠を喜んでくれた。たくさんのおめでとうという言葉をもらった。自分のことのように心配してくれたり、たくさんのお手紙やお花、赤ちゃん用品、御守りも頂いた。
いろんな神社の御守り。たくさんの人が、願ってくれた想い。
「生まれる前から、君にはこんなにたくさんの味方がいる。だから、大丈夫。」そうお腹に話しかけた。
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今、ふとした時に自然とお腹を撫でている自分がいる。
そして、昔おばあちゃんが教えてくれた【手からは、気が出ている】という言葉を思い出す。
おばあちゃん曰く、身体の痛いところに手をかざしていると、じんわり温かくなって、治る らしい。
「のぞみちゃん、お腹が痛い時にはこうやって手をかざしたら治るからね。」そう言って、泊まりに行った時には優しくお腹に手をかざしてくれた。
そうか。
手は、誰かを温めるためにあるのかもしれない。
そして、大切なものを守るためにあるのかもしれない。
そう思うと、自分の手がますます愛おしくなる。
あと、数週間。たくさんお腹を撫でてあげよう。生まれてきたら、優しく温めてあげよう。
君と会える日を、心待ちにしています。
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コメント4件
おめでとうございます!
もう何度書いたかわかりませんが、
おめでとうございます。(嬉し涙)
こんにちは!
出産予定日までもう少しなのですね!!
暑かったり寒かったり体調管理大変ですが、もう少しの辛抱ですね!!
暑いからといってアイスの食べ過ぎ注意ですよ
手のひらからはいろんな気が出てるんですよー!
産まれてくるお子さんに手をたくさん触ってあげてくださいね!