これからを生き残るために。
動物は、長所を伸ばす天才だ。
昨日、アメトークを見ていたら動物大好き芸人をやっていた。
いろんなおもしろい動物が出てきた。
印象的だったのは、どの動物も、長所と短所がはっきりとしているということ。
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キリンの首は長い。首が長いがゆえに、首で最強の攻撃ができる!でも首が長いがゆえに、超高血圧。(脳に血液を送るため)
チーターは、速さを誇る動物。でも、速さを追求したため、骨はもろい。顔も小さいため、顎の力も弱い。
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生き残るためには、何かに特化している必要があった。
みんなと一緒ではなく、自分が得意なことを伸ばしまくる必要があった。
【出来ないことには目もくれず、出来ることに全力を出したほうがいい】と気付いたのだろう。
もし、みんながバランス良くなんでも出来るようになろうとしたら、動物界はさぞつまらないものになったであろう。
みんな、まあまあ。そんなのは、きっと面白くない。
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どの動物にも長所と短所があって、それが当たり前だということ。
すっごくいい所がある動物の短所を見て、幻滅するだろうか?
「あそこがダメだから、ダメなやつ」とは決してならない。むしろ、そんなところも可愛く思えてくる。
人間だって、一緒のような気がする。
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得意なこと。不得意なこと。
みんなそれぞれあるから、おもしろい。全員がなんでも出来るようになったら、きっとおもしろくない。
長所と短所という言い方すら、間違っているのかもしれない。
長所は行き過ぎれば短所になり、短所は見方を変えれば長所になる。
ある人にとっては長所でも、ある人にとっては短所かもしれない。そうなると、長所短所ではなく『特徴』と言った方が、しっくりくる。
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なんでも出来るようにならなくちゃダメだ、と思っているのは人間だけなのかもしれない。
それは、自然の摂理に反することなのかもしれない。
欠点を受け入れた時、初めて自分の人生を生きられる。
自分の人生も、得意なことを伸ばしていけば良い。これからを生き残るために。
そんな勇気を動物から受け取った。今週も、のんびりと良い週末でした。
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最後までおつきあいいただきありがとうございました。やっと梅雨らしくなってきた足助の山から、中島希でした。
のんちゃん、おはよ。
以前、話したことあったかな?
仕事で伸び悩んでる後輩を育成するとき必ず「自分の武器はなに?」と言います。
何か一つでも他人より秀でるものがあれば、目に付きやすいからです。
評価する側からすると、何でも出来る人は優秀かもしれないけど何か普通に感じる。
動物と一緒で、何か特別なものを持っていれば必ず生き残れると思っています。
のんちゃんの特別な武器は何ですか??
今年の夏は長くなりそうな予感がするなぁ。