タキナオさんから、感じたこと①
ART✖️MUSIC。
はじめて生で見た芸術の創造。
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キラキラしたピアノの演奏を背景にアーティストさんがその場で作品を仕上げる。
何にもない、真っ白な紙の上に、筆を使ったり、指を使ったり、スポイトを使ったり、クレヨンを使ったり。水性、油性、いろんな絵の具、それから透明な水。
どこに、何を書いてもいい。下書きは、ない。抽象画のようなもの。
筆で飛ばして、指で伸ばして、スポイトで垂らしてスタンプみたいに、トントンと押してみたりササーッと水を流したり、出来てきた!と思ったら全然べつの色で、上から塗りつぶしてしまったり。
それを、また拭き取って上から重ねて。何度も何度も、繰り返す。
営業していてたまたま、正面で始まったから、ぽけーっと見ていたんだけど魅了されて、気付いたら号泣してました。笑
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きっと、作品には、成功も、失敗もない。完成がどうなるか、アーティストさんだってわからない。
でもイメージはしっかりとあって、意思もしっかりとある。途中で、潔く上から塗りつぶしても、一色にはならない。
油性のクレヨンで描いたところに水性の絵の具はのらなくて、きれいに弾いて水玉みたいになったり。完成はどうなるかわからないけど、ひとつひとつの工程が後から活きてくる。
その時、これ!っと思ったことを思いっきりやる。感じたままに、やってみる。そこに、それまでの経験が重なっていい味をだしていく。なんか、生き方とか人生とかそんなのを表現しているみたいだった。その、数十分でたくさん感じることがあった。
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終わった後、アーティストさんに興奮気味にお礼を伝えたら『感受性が豊かなんですね♪』と、言ってくれた。その言葉を、帰りの車の中でひたすら考える事となる。
→②へつづく。
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わたし
「LIVEでやってて、失敗しちゃったーってこともあるんですか?」
「成功ってないから、失敗もとくにないんです。でも、描いている最中に楽しくない時は、なんか違うなって思います。」
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