避暑地へ避難ということで軽井沢へ

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今年の暑さは殺人的

今年の夏の旅行はどこに行こう。せっかくなら、涼しいところがいいのでは、ということで避暑地のイメージでもある軽井沢に行ってきました。

軽井沢といえば、なんとなく涼しそうで、美味しいものがありそうで、緑が多そう。そんなイメージだったので、子供の小さいうちの旅行先にはピッタリなはず。

そう思っていたのですが、今年の軽井沢は過去にないほど暑かったようで、向こうでも33、4度ありました。通常は25度を上回ることがないそうなので、どのお店の人も「今年は異常だ」と言っていました。

もう、きっと、日本にいる限りどこも暑いですね。避暑地という言葉自体が、無くなってしまうのかもしれません。

旅行の楽しみは諸々を気にせずに食べる美味しいご飯

旅を彩る重要なアイテムといえば、やっぱり食事。暑い中、冷たいものやビールや日本酒を食べ歩くのは、最高に楽しいです。

いつもは気にするカロリーや値段も、こういう時ばかりは一旦脇へよけて、食べたいものを食べよう!と色々と食してきました。

こういう時、テンションの上がる場面が似ている相手、というのは私の中で共に過ごす人として大切な条件です。「楽しい」を共有出来るというのは、なかなかいいです。

老舗のコーヒーソフトから、ドイツ仕込みのソーセージ、ジョンレノンの愛した(らしい)パンを使ったバーガー、蕎麦屋でちびちびとかわす日本酒。うむ、最高。

何気なく入った蕎麦屋の十割そばがおいしくて、さすが長野だなーと信州を感じてきました。

旧軽井沢銀座通りと呼ばれる通りの、少しそれたところにはおしゃれなアンティークショップや日本ではないような異国な空間も垣間見えました。

 

お散歩しているだけでも、すっごく楽しかったです。

中でも、軽井沢っぽいなーと思ったのがモーニングを食べた森の中にあるカフェ。建築家が手がけたという建物も良かったし、緑を全面に感じるテラスのソファーでのコーヒータイムはまさに至福。空調で涼しくするのもいいけど、緑の力を借りるというのはすごくいいですね。体感温度が全然違う。

おかげで庭に木を植えたい願望が芽生えてしまいました。木陰が出来るようになったら、そのままテラスでお昼寝できるようなクッションのソファーも譲れないよなあ。

夏には多くの人で賑わう軽井沢

夏には涼を求めて多くの人で賑わう軽井沢ですが、そこですらこの気温というのは、本当にびっくりです。私が「猛暑」と聞いて思い出すのは、小学生の社会科の教科書に出てきた一文。

「地球温暖化の影響によって、日本はいずれ亜熱帯地域になるでしょう。数十年後には、平均気温は上昇し、スコールが降るようになります。」

日本には四季があり、温暖な気候は過ごしやすく、季節ごとの美しさがある国と教えられてきたのに(とんでもないことになる!本当かな?)と、幼いながらに思ったものです。

そして、この季節になるたびに、あの教科書の言葉は本当だったんだ、と。他の教科書の言葉なんて一切覚えていないのに、小学生の私にはよほどのインパクトだったのかもしれないですね。

インドの熱波や各国の水害、氷山が溶けるというニュースを見るたびに、あの頃の「とんでもない未来」に、今すでに立っているということに気付かされるような気持ちです。

今年の夏は、水遊びが必須になりそうです。ナカジマノゾミでした。

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